胸の炎は消さないぞ!
赤坂ドリブンズ丸山奏子は
「なんなん!?」と叫びたい
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2022年 10月 6日
第1試合
東家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:丸山奏子(赤坂ドリブンズ)
西家:瀬戸熊直樹(TEAM RAIDEN / 雷電)
北家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
「どうして… こんなのキツ過ぎるよ…」
そう思った方も多いのではないだろうか。
東4局。
画面下の点数表示が、残酷な現実を伝える。
-10400点。
ここまで、丸山にとってあまりにも苦しい展開だった。
東1局は、
親番滝沢の先制リーチに、
丸山が真っ向勝負を挑むも、
滝沢がを引き寄せる。
裏も乗って4000オールのアガリに。
次局、
返す刀でドラをツモり上げた滝沢。松ケ瀬のリーチをタンヤオで捌いての2100オール。
他家も黙ってはいない。
続いては瀬戸熊、
場に出た役牌のに見向きもせず、門前で豪快に仕上げる。リーチツモ赤赤ドラの2200-4200。
やっと迎えた丸山の親番は、
この男によって、わずか3分で落とされることとなる。
しかも七対子を一発でツモ。おいおい、いくらだよ?
画面右に浮かび上がる、10飜という緑の文字。なんと倍満で、4000-8000。
丸山は座って3分で8000点の支払い。ぼったくりだ! と叫びたくなる。
続いては瀬戸熊のターン。
おさえきれない気持ちを指先に宿して、ゆるがない一通への想いが届く。4000オールで滝沢を追撃する。
この時点で丸山の持ち点は3700点。
折れずに丸山は、前へ前へと攻める。滝沢の先制リーチに追っかけていく。
が、