を引いてもタンヤオが消えてダマや仕掛けが効かなくなりがちだ。
そして、は対面の親の安全牌、も両脇の安全牌。ここは松ヶ瀬、トイツの6ブロック目を早めに落とし切ることで、タンヤオや三色含みで使う5ブロックに絞り込み、全員の安全牌をキープする構えをとったのだった。
このような盤石の守備をする松ヶ瀬。南3局で60000点も持ったらなかなか隙を見せてはくれない。松ヶ瀬は見事大トップを守り切った。
「いいトップが獲れた」と語る松ヶ瀬。
親で押してアドバンテージを作り、その後は守りを固めつつアガリをもさらっていく。
そんな好内容は、もちろん松ヶ瀬本人の力が一番大事で、それがあってこそなのだが、開幕期に押せ押せで使うことでMリーグの雰囲気になじませていった、監督の采配も当たっているように感じる。
全員が好調の風林火山。積みに積んだり「592」ポイント。
初のMリーグ連覇へ向けて、風林火山が進撃する。
京大法学部卒の元塾講師。オンライン麻雀「天鳳」では全国ランキング1位。「雀魂」では4人打ち最高位の魂天に到達。最近は、YouTubeでの麻雀講義や実況プレイ、戦術note執筆、そして牌譜添削指導に力を入れている、麻雀界では知る人ぞ知る異才。「実戦でよく出る!読むだけで勝てる麻雀講義」の著者であり、元Mリーガー朝倉康心プロの実兄。x:@getawonarashite
\ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/