【西原理恵子 ＆ 山崎一夫】アガリ確率を下げる＆上げない。

もしトップが狙えるなら、２着からラス転落もやむなし。

もちろん素点の大きい放銃をすると実質５着になることもあるので、勝ち組はそこらへん上手いです。

クルーの勝ち組のデータと打ちスジを見ると、トップ目の時の着順死守と、１万点ランクアップのためについでに素点１万点ぶんも稼いで実質的に２ランクアップができてることが多い。

つまり下位者は常に攻めだと。

一方トップ目は東場ならさらにせめて、残り局数が少なくなるに従って、徐々にスキを見せない打ち方にしています。

僅かな気のゆるみでトップから２着に転落すれば、素点込みで役マン級のロスですからね。
金持ち喧嘩せずは、終局に近づくほど大事な戦略です。

追伸。
初めて行くフリー店で、絶対に先に聞いておかなくてはいけないのは、

●アガり連チャンかテンパイ連チ　ャンか。
●途中流局はありか。
●六万点（五万五千）終了はありか。
●２着やめはありか、などです。

（文：山崎一夫／ｲﾗｽﾄ：西原理恵子■初出「近代麻雀」2017年6月15日号）

●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/

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