最高位戦日本プロ麻雀協会が東北支部を設立、説明会と設立記念大会を開催

最高位戦日本プロ麻雀1月30日、宮城県仙台市にて最高位戦日本プロ麻雀協会(以下、最高位戦)の東北支部設立を祝う、記念大会が開催された。

最高位戦は東京本部の他、これまでに関西本部・北海道本部・九州本部、東海支部・新潟支部を設けており、東北支部は全国で7つめの拠点となる。なお、東北支部の支部長は、最高位戦の地方統括を務める坂本大志プロが就任することが発表された。

設立記念大会は午前と午後の2回行われ、代表の新津潔プロや最高位・鈴木優、女流最高位・内間祐海、Mリーガーの園田賢日向藍子など、最高位戦のトッププロが数多く参加。感染症対策をしっかりと行った上で、麻雀を打つだけでなくファンとの交流も行われるなど、終始なごやかな雰囲気での開催となった。

東北支部設立に伴い、2月23日には東北でのプロテストを実施。4月からはリーグ戦が行われる他、今後はプロアマオープンの開催も予定されている。プロテストの応募締め切りは2月7日とのことなので、東北で自分の腕を試したい、最高位戦で麻雀の研鑽を積みたいという方は、ぜひプロテストに挑戦してみてはいかがだろうか。

最高位:鈴木優

「僕は愛知県の東海支部所属です。対局の度に東京に出て来たりするのは大変だと思うんですけど、各地方で最高位戦の選手が増えて活躍して、ファンの方に応援していただき、その応援を背に対局し、リーグが上がって東京に行って結果を残す、というのはモチベーションにもなります。あとはプロアマリーグとか、アマチュアの方が参加できる大会もたくさんやっていますので、そういうところにたくさん参加していただいて、麻雀を通じてたくさんの方とつながれたらいいなと思っています。僕もまた仙台に来たいと思っています。プロテストの受付締切が2月7日なので、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんけど、迷ったらまずは履歴書を書いていただいて、腕試しのつもりで受けてもらえたらと思います」

Mリーグ・赤坂ドリブンズ園田賢

「ついにできましたね。関西ができて、東海があって、新潟があって、九州と北海道もあり、東北だけポカンと空いていたんですよ。これでようやく日本全国つながった感じですね。今はMリーグとかで見てくれる人が増えていますけど、画面の中だけだと伝わらないものがあると思いますし、麻雀にかける情熱だとか競技麻雀の楽しさとかを伝えていくという部分に関しては、会わないとなかなか伝わらないと思います。その意味では東北支部ができて、東北の方々に最高位戦の麻雀イズムや競技麻雀が広まっていけば、と思っています」

Mリーグ・渋谷ABEMAS日向藍子

「私が最高位戦に入ったときは本部しかなかったので、ここ10年で本当に大きく変わったと思います。麻雀の裾野が広まっていくことは新津代表がすごく望んでいたことですし、あとは沖縄にできれば全国かな、っていう感じですね。東北のみなさんは関東のみなさんと同じくらいの距離感で会える感じがあって、言葉も優しいですし、父が山形出身ということもあって、親近感も抱いていました。私は地方に行くのが好きなので、東北支部で何かがあるときは、来られるときは来たいですね」

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