週間の勝ち頭は、3勝2位1回で200ポイント以上を稼いだ赤坂ドリブンズ。離れた最下位から一気に6位まで浮上し、11月3週目を終えた。KADOKAWAサクラナイツは内川の活躍で踏みとどまるものの7位に後退。一方で最下位に沈んでいるセガサミーフェニックスは、いまだ調子の上がらない近藤誠一の復活が待たれるところだ。
■11/21-11/25の注目ポイント
現在マイナス域に位置するのは4位のTEAM雷電から下のチームとなっているが、8位のセガサミーフェニックスもマイナス180ポイント程度で、下位は一戦ごとにめまぐるしく順位が変わっていきそうだ。また、2位・KONAMI麻雀格闘倶楽部と3位・EX風林火山は、11月22日・24日と連続で対戦する。どちらが相手を蹴落として渋谷ABEMAS追撃の一番手に名乗りを挙げるのか、一つ中盤の山場となるかもしれない。また、園田賢・鈴木優は11月23日に自団体の頂点・最高位決定戦の最終節を迎える。2人とも現状では厳しい立場だが、チームに朗報を持ち帰り、勢いをもたらすことができるか。
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。