【 #雷漢戦 順位決定戦】優勝への道は自分で切り開く　お酒と麻雀を愛する姉御　今酒ハクノが初代雷漢位！【 #歌衣メイカ杯 】

優勝への道は自分で切り開く
お酒と麻雀を愛する姉御
今酒ハクノが初代雷漢位！

歌衣メイカ主催の１dayトーナメント『雷漢戦』。
人気Vtuber８人による一夜限りの祭典。予選を勝ち上がった４名が、『雷漢位』の称号をかけて決勝でぶつかり合う。

本記事では決勝卓の様子をお届けする。
予選並びに順位決定戦の様子は別記事が出ているのでそちらを是非確認してほしい。

決勝卓

東家　白雪レイド
南家　今酒ハクノ
西家　千羽黒乃
北家　コーサカ

この決勝卓に進んだ４名は予選を通過してきているのだが、その予選で因縁ができてしまっている組み合わせがある。
それが、B卓で同じ予選から上がってきた白雪とコーサカだ。

これは、B卓終了直後のコーサカのツイート。
抜けたトップ目になってから暴虐の限りを尽くした幸運マンに裁きの鉄槌を。
コーサカにはそんな想いがあった。

付き合いの長い歌衣からも、「あいつを倒してくれ」と頼まれたコーサカ。
逆に白雪はやりすぎた反動でヘイトを買ってしまうことに。これが対局にどのような影響をもたらすか……。

東１局は流局で、迎えた東２局１本場。

全員が仕掛けての３人テンパイ。枚数はコーサカが一番多く、有利なめくり合いだったが。

ここは今酒に軍配。予選A卓から引き続き、前に出て局に参加する麻雀がピタリとハマっている。
枚数不利とはいえ、その勝負に持ち込むことができるのも実力のうちだ。

東２局２本場。
予選でも大暴れだった白雪が魅せる。

のポンから発進して打。
発から鳴くと手牌の守備力に不安が残るが中張牌であるからなら仕掛けやすい。
を今酒とコーサカが切っていることから、が２人の手の中にあるケースが少なく、をもう１枚引くことができると見て残した。

しっかりとこのを重ねる。狙い通りだ。

しかし親の今酒からのリーチを受けて、安全牌がない。
ここは比較的安全な発の対子落としで迂回の選択。
こういった丁寧な防御力が白雪の強さを支えている。

数巡後、コーサカから出たで少考する白雪。
ポンすればテンパイだが、出ていく牌は危険牌の。
自分はタンヤオトイトイの3900点で、相手は親。

見合うかどうかをこの一瞬で判断して……

出した結論はをプッシュ。
この決勝卓は予選と違いトップしか意味のないルール。であれば多少のリスクを負ってでも前に出る道を選んだ。

これをコーサカから捉える。
親にが通ってスジとなってしまったのがコーサカにとって不運だった。
よりによって一番倒したいと言っていた白雪への放銃に。

今酒と白雪が序盤はリードを奪う展開。
しかしそれもゲームを決定づけるには至っていない。

東３局は今酒の400、700のツモアガリ。
これも今酒らしさが出たアガリだった。この牌姿を見て欲しい。

これは今酒が西をポンしてテンパイをとった直後の牌姿だ。
テンパイ形はカンと悪く、手牌の防御力もなく、打点もない。故に優秀なリャンメンのターツは残して、防御力のある西を残す選択も大いにある場面なのだ。
テンパイなんだからポンの方が得では？　と思いがちだが、実はそう簡単な話ではない。麻雀という競技は回数を重ねれば重ねるほど、放銃の恐怖心を知ってしまうもの。
今酒は雀荘での勤務経験もあるということなので、その辺りを知らないはずもない。