直後、寿人が日向の当たり牌を掴み放銃となる!
日向のアガり牌も山には残っていたものの、2件リーチに通っていない牌を引いてくれば間違いなく降りていたことを考えると、日向がアガるチャンスはほんの数巡だった。萩原が2着のまま試合を終えられる数少ないパターンの1つだ。
トップの日向が自身で試合を終わらせ、久々の登板となった萩原は2着でチームにプラスポイントを持ち帰った。
そして萩原のインタビュー。
Mリーガーとしての目標はもちろん、ファイナルで優勝すること。
そしてその先にある夢は、「どんなときでも応援してくれてきたユニバースと一緒に泣くこと」だ。
この日、第2試合で黒沢がトップをとり、雷電は首位に立った。
セミファイナルはあと各チーム8試合。そしてその後はいよいよファイナルが待っている。
気が早いのは重々承知だが、萩原の夢が現実になる日が近づいてきているのかもしれない。
その日が実現するまで、萩原は前に進み続ける。
日本プロ麻雀連盟所属プロ。株式会社AllRuns代表取締役社長。業界を様々なやり方で盛り上げていくために日々奮闘中。Mリーグ観戦記ライター2年目。常に前のめりな執筆を心がけています(怒られない範囲で)。Twitterをフォローしてもらえると励みになります。
Twitter:@EzakiShinnosuke
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