これもアガリ切って、更に局を進めることに成功。
これで、親番の無くなった岡田は通過がかなり厳しくなった。
そして迎えた、南4局。
絶対にアガリが欲しい園田が、チートイツのテンパイ。
単騎でリーチ選択。ピンズの場況が良いと判断し、そしてその読み通り見事これが3枚山に残っていた。
直後、勝又もテンパイ。役は無いがツモればアガれるカンのテンパイ。
出ていくは当然園田への安全牌。この局も、手牌の安全度を保ちながら手を進めてきた。
そして――
残り2枚だったを、自力で引きアガって決着。
これが、この半荘勝又6度目のアガリ。
まさに圧巻といった試合運びで、堂々の1位通過となったのだった。
B卓からの通過は、勝又と仲林の両名。
仲林は東3局1本場での3000、6000が決まり手に。親番でのホンイツも見事だった。
勝又はまさに盤石といった試合運びで1位通過。
トップになってからの立ち回りは見事と言う他ない。
この2人が、決勝卓で伊達、優とファイナル出場権をかけて戦うこととなった。
激戦となった決勝の様子も、観戦記が掲載されるので、是非目を通して欲しい。
最高位戦日本プロ麻雀協会47期前期入会。麻雀プロ兼作家。
麻雀の面白さと、リアルな熱量を多くの人に伝えるため幅広く活動中。
Twitter:@Kotetsu_0924
\ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/