中田がお祈りタイムに入った頃。

下家の小林から無筋のが打ち出されて、中田は何を思っただろうか。
さらに小林は、

を河に放った後、

と、無筋3連打でリーチ宣言。
中田は完全に追い込まれた。
残り20試合足らずで800ポイント近くを逆転する。
そんなことは無理だ。
多くの人がそう思うだろう。
しかし、ひとときたりともあきらめていない、往生際の悪い人たちがいる。
このポストの動画をぜひご覧いただきたい。
#鈴木大介 選手おかえりなさい!
待望のトップ獲得🀄️
お疲れ様でした‼️第2試合は #中田花奈 選手🐺
流れに乗って同日連勝をお願いします🔥🔥🔥#Mリーグ #BEASTX #ビーストテン #二刀流ブルドーザー #純卓のインフルエンサー #反撃の狼煙 pic.twitter.com/eu8ScIfr5T— BEAST X(TEN)🐺 (@BEAST_X_TEN) February 21, 2025
大介の感想戦に真正面から向き合う猿川。
そして、菅原、中田の笑顔。
それらは、勝負を諦めて悲壮感に押しつぶされた人の姿ではない。
決して、彼らは遠くにある希望の光を見失ってはいないのだ。
本当に、獣はあきらめが悪い。
そして、中田の、加えてチームメンバーの、さらにはファンの祈りが、奇跡への扉を開く。
小林のリーチの刹那、本田の右手に誘われたのは、

だった。

これで小林は2着へ浮上。放銃した本田は痛恨の3着となった。
そして。

辛くもトップとなった中田はこの表情。
激戦をくぐり抜けた安堵か、勝利を噛み締めているのか。
さまざまな思いがないまぜになった表情が、中田が背負ったプレッシャーの重さを物語っているようだ。
中田は9月30日以来のトップで同日連勝を飾ったが、それにしても茨の道は続く。

1日で100ポイント以上を返上したBEAST Xだが、ABEMASまではまだ700ポイント以上の差。
残り18試合。
中田花奈の破顔を何度眺めることができるのか… 非常に楽しみである。
