Mリーグ2025-26 開幕前囲み取材 TEAM雷電
「不祥事以外で大暴れしたい(萩原)」

©Mリーグ
(左から)
「昨シーズンの終わりにかなり手応えがあって、シーズンを通して戦える力がチームとして完全に整った感じがあったので、次のシーズンをすごく楽しみにしてました。たくさん麻雀を打って、たくさん麻雀の勉強をして準備してきたので、後はそれを出すだけです。まだ、新しい選手に負けるつもりはないですね」
「昨シーズンでファイナルに残ることができて、結果は4位ということで、本当に悔しい気持ちではあったんですけれども、前シーズンでファイナルまで行っていると『今季はもっといけるぞ』みたいな気持ちがすごく強くなっています。私も今シーズンの開幕をとても楽しみにしてきました」
-控え室の中で心掛けたいことは。
「テーブルがかなり小さくなってしまったと聞いたので、差し入れをどれだけ並べられるかという部分ですごく不安があります(笑)。実際に見てみないと分からないですけど、膝の上に乗せてでもたくさん食べたいなと思っています」
「僕ら古参からすると、優勝以外のモチベーションを持ち続けるのがなかなかおろそかになってしまったりするくらい、年数が経ってきたなと思います。ただ、今年は新しいチーム、新しい人、新しいシステムというか、放送形態もちょっと変わったりとか、新しい試みがたくさんあるので、そういうものをちゃんと受け入れて楽しみながら、新たなファンを獲得することが僕らの至上命題だと思っています。
自分自体は、永久にMリーガーでいられるとは思っていないので、一つひとつの言動、行動、打牌、全てにおいて悔いのないような、そういう時間を過ごせるシーズンにしたいなと思っています」
-個人としてやりたいことは。
「不祥事以外で大暴れしたいなと思っています(笑)。多少それが炎上案件になっても、麻雀のことに関わって、それが賛否両論になるぐらいのことだったら、そういう大暴れの仕方は面白いんじゃないかなって思っています。僕ももういい歳だし大人になってしまっているので、そんなにバカみたいなことはしないですけど、何かひとつ、ちょっと違うステージでMリーグに興味を持ってもらえるように、『まだやってんだ』とか『まだ続けてくれているんだ』『やってたの?』とか、いろいろなところからいろいろな見方で、楽しい大暴れしたいなと。それがこの4人で最終的に、本当に喜べるような大暴れだったらいいなと思います」
「僕は最年長になればなるほどチャレンジャー精神が大事だと思っているので、若くて打ち盛りの人に負けないように、気持ちと体を鍛えて臨みたいと思います。
新しい人と戦うのは楽しみなんですけど、僕は結構、初物の人に弱いので、たぶん意識してしまっている自分がいるので、そういった意味では謙虚に、密かに頑張ろうと思っています」
高柳寛哉監督
「Mリーグ自体はチームが増えたりとか、激動なシーズンだと思いますけど、うちはご覧の通り物静かに心穏やかに、今年も同じ感じで挑む感じです。昨シーズンにファイナルまで行けて、これを続けないといけないと思います。続けたことが今までないので、やっぱり2年続けてこそ、それが大切だと思っています。今年はファイナルに行きたいという目標を持ってやりたいと思っています」
-選手起用で気にするところは。
「試合が増えるのが、選手たち的には他の仕事もあってスケジュールが大変になるだろうと思うので、起用の仕方が少し変わるかな、というのは少し感じています」
-今シーズンのスローガンを教えてください。
「昨シーズンは『RAIDENTITY』、雷電の存在意義みたいな、うちのチームならではのいいスローガンがあって、それを1年でなくすのはもったいないと思っているので、私も『RAIDENTITY』を引き続きスローガンにしつつ、このオフシーズンですごく雷電ユニバースの方々の雷電愛をすごく感じまして、非常に愛されているチームだなと思いました。僕も雷電がとにかく大好きで、愛しています。雷電愛みたいなものを、大きな気持ちとして今シーズンに持って行こうと思っています」