復活は、カラフルに。「試合に出たくなかった…」朱きヴァルキュリア 伊達朱里紗のセミファイナル最終戦!【Mリーグ2025-26 セミファイナル 観戦記 4/30 第2試合】担当記者 ゆうせー

“誰かから追っかけリーチが飛んできて、放銃する気がする”

実際にそう思っていたかどうかは分からないが、少なくとも自信があるようには見えなかった。

そんな伊達のもとへ、一発のタイミングでやって来たのは、

鮮やかな朱色の、【赤5マン】だった。

リーチ一発ツモピンフ三色赤、6000オールのアガリ。

この一撃が、伊達朱里紗復活の狼煙となった。

南1局は、

臆することなく【5ソウ】ポンから動き出して、

【南】トイトイ赤の2000-4000を決める。

ここで園田の親が落ちて逆転が不可能となった6位赤坂ドリブンズは、セミファイナルで敗退することとなった。

続く南2局では、

園田とのリーチ合戦を制し、伊達がリーチ赤赤の5200をアガる。

赤牌を絡めたアガリを3つ決めて、他を突き放した伊達が、

この半荘、トップでゴールテープを切った。

ファイナルの戦いへと弾みをつける上でも、ここで伊達が復調を示したのは、格闘倶楽部にとって物凄く大きな意味を持つ。

卓から移動する、ホッとした表情の伊達。

その頬は、朱く朱く染まっていた。

インタビューでは、監督の滝沢から、

「1戦目の結果がトップや2着で、2戦目の時点でポイントに余裕が出来たなら、伊達さん出る?」

というふうに声をかけられていたことを、伊達は話していた。

伊達の不調を、チームメイトも監督も気にかけてくれていたのだそうだ。

伊達は、


「嬉しいしありがたいし、チームメイトが大好きです。優しすぎます、本当に…」

と感謝の気持ちを表していた。

チームワークの良さも鮮やかに浮かび上がった、


KONAMI麻雀格闘倶楽部にとって最高の、セミファイナル最終日であった。

そして、勝負はファイナルシリーズへと進んでいく。

上記のポイントを半分にするので、持ち越しは、1位風林火山が223.3、4位雷電が76.2。

160ポイント内に4チームがひしめく、未曾有の大混戦だ。

どのチームも優勝したい気持ちで一杯だろう。

そんな中、KONAMI麻雀格闘倶楽部には、今シーズン、何としても勝ちたい理由がある。

Mリーグでのチーム初優勝を決めて、全員で吉報を届けようじゃないか。

昨秋、天へと旅立った大先輩、前原雄大のところへ。

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