テンパイ。
が出ればハネ満。
3巡後、ツモ
。リャンメンの
–
に待ち替えできるが。
ところで、赤坂ドリブンズ広報は、非常に優秀かつ有能なポストをしてくれることで支持を集めている。
出場選手発表のポストは、それこそ日本語ラップのような韻踏み踏みのキレっキレのリリックが炸裂しているし、試合終了後のポストでは視聴者が気になった局面での選手の思考を余すことなく伝えてくれる。
トップへの決定打となったホンイツのアガリを振り返り。
南と8pのシャンポン、高めのダブ南なら12000でテンパイしていたところに、ツモ7p。
8pを切れば69pに取れるが、たろうは7pツモ切りを選択。まず見た目での残り枚数が69pは5枚、8p南は4枚で、リャンメンの方が1枚多い。
なのでこの1枚差を打点で覆せるかというのがポイント。6巡目に切っている6sをボカシのために引っ張ったことで、他家からはホンイツに見えていない可能性もある。
そしてここで8pを手出ししての69pにすると、69pへの警戒はやや上がりそう。ツモ切りでシャンポンにするのと、アガリ率はそこまで差がない感覚のため、1枚差を覆せとのこと。ドリブンズ内でもシャンポン派がやや優勢。
さらに面白いのが、逆に今69pでテンパイしていて、南8pのシャンポンに待ち変えするかと言われると、それはしないとのこと。
— 赤坂ドリブンズ (@AkasakaDrivens) October 6, 2026
本放送の勝利者インタビューでもたろうが述べていた思考が、より詳しく開陳されている。
満貫の
–
に待ち替えか、高目ハネ満のシャンポン待ち継続か。
要点を箇条書きにすると、
・見た目枚数は1枚差。この差を打点で覆せるかどうかの判断。
・前述の
引っ張りから他家にはピンズのホンイツに見えていない可能性も。
・ここで手出しで
を切ると一気に周囲の牌の警戒度が上昇する。
複合的なこうした理由により、ゼウスはツモ切りを選択したのだった。
神の鉄槌。
その残酷な生贄は萩原聖人であった。
ダブ
・
・ホンイツ・ドラで12000点のアガり。
Mリーグ史上最高スコアである112800点を記録した鈴木たろうが、悠々と50000点を突破し、今シーズンの自身初勝利を決めた瞬間だった。
日吉「たろうらしい、大きな62300点のトップとなりました」
日吉「さあ対局を終え、ひとつ大きく息を吐いた、たろう」
日吉「よし、と。ひと安心ですよね」
萩原は、悪夢の5戦4ラス。
またしても浮上のきっかけを掴めず。東2局1本場の高目三色を王牌の収納力に泣かされた局が痛恨だった。だが、やまない雨はない。
こちらもなかなか調子の上がらないEX風林火山の、勝又。4回の放銃のうち、3回が8000点というスタッツでは3着御の字か。
醍醐は、紹介しきれなかったが、オーラスで回って回って張り直して、仮テンのような残り1枚の
単騎を「ねっとり」ツモって悠々2着キープという「らしさ」を見せてくれた。チームの男性陣にまだトップはないが、今シーズンも安定した戦いぶりを披露してくれるだろう。
渡辺太の4連勝と軌を一にして、ぐんぐんポイントを伸ばしているドリブンズ。
当初は耳馴染みのなかった「WIN TONIGHT!」の掛け声も、すっかり聞き慣れたし、定着した。
インタビューでたろさんは「ぼくさえなんとかすればドリブンズかなりいいとこ行けるとおもってた」 と謙虚に語り「ご心配をおかけして」と謝ってまでみせた。
百折不撓を司どる全知全能神の復活は、他チームにとって、驚異であり、厄災の訪れでしかない。
自団体の最高位戦A1リーグでも、ラスト1節を残し、首位を快走している鈴木たろう。
周囲を驚かせた、協会からの移籍から6年。
ついに念願である最高位戴冠の日も近づいている。
公私ともに充実しているこの男が、Mリーグを席巻する予感は日に日に高まってきている。

京都在住の書店員。麻雀戦術本マニア。
天鳳の最高段位は九段。
X:@superflat221












