まさにMリーグインフェルノ! オデが見た開幕戦の舞台裏【熱論!Mリーグ】




熱論!Mリーグ【Fri】

まさにMリーグインフェルノ

オデが見た開幕戦の舞台裏

文:グレート巨砲【金曜担当ライター】2018年10月5日

う~ん、困った。

ユー・アー・ショックなことにMリーグって現状、実際の対局場で観戦できない。
巨砲選手は原稿を書く以上はやっぱり現場で見なきゃ派のライターなのだ。

実際、生で見るとバストアップの写真ではラジコン名人ぽく見えた近藤プロが国体に2回出たことがある卓球部の顧問に見えたりするからね。ゴメン、近藤プロ並びにファンたちよ。

でも、マスになるってこういうこと。

これまで近所で見たこともなかった野良犬に突然、吠えられるの。ワンワン!
あっ、この公園にはおもしろそうな遊び相手がいるぞって。

まったくオデはMリーグを何だと思ってるのでしょうか。

さて、そんな巨砲選手が今回何を書くかというと、Mリーグ開幕の舞台裏について。

速報性0だが現場に行けないのだがら、やむを得ない。竹書房よ、今日はサーバーの負荷を心配しなくていいぞ。

ちなみに昨日の感想はというと9割が黒沢プロと高宮プロはやっぱりキレイだなぁで、残りの1割がいつ見ても石橋プロは桜井翔に2ミリだけ似てる、だ……

まっとうな観戦記については月・火・木のお三方に任せた!

10月1日。ぼんやりツイッターを見てたら藤田社長が大和証券がMリーグのオフィシャルスポンサーになったことを発表。
ディス・イズ・周到。

Mリーグのスケールの大きさを再認識すると同時にこれまで身近だった麻雀業界がとてつもなく遠くにいったような気がした。
Mリーガーといく屋形船ツアーなんておそらく企画されないもの。

しかしだ。

開幕セレモニーが行われる会場に5時過ぎに到着するとオデがうっすら知ってる何でも手作り、手弁当の麻雀業界がそこにあった。

「あれどうなりました?」
「今確認してます」
「えーと、ちょっと待ってください」
「あわわっ、あわわ」

とパニック状態で、まさにMリーグインフェルノ。
平たく言うと準備不足がうなりをあげていた。

でも、こういうの嫌いじゃない。最初から何でも完璧よりも、未熟なところからドンドン成長していった方が物語としておもしろいもの。
そもそもこれまで自転車を作っていた町工場がいきなりF1レースに出ることになったら、そりゃそうなるわ。

運営スタッフのみなさんおつかれさまです。

この日の白眉は各チームのドラフト1位指名選手が揃ってのカコミ取材。

まずは進行役のお姉さんがMリーグ開幕にあたって今の気持ち(意気込み)について質問します。
この質問があることは事前に聞かされていたか、そうでなくても各人想像していたのでしょう。

園田プロ(声が小さい)から順によどみなく答えが返ってくる。

ただ、内容はどのプロもほぼ同じで「スポンサーへの感謝を伝え、リーグを盛り上げるため頑張りたい」。
あまりのありがとう(スポンサーへの謝意)の多さに「いきものがりかよ」と思った人もいるかもしれませんが、カコミ取材ってどうしても型稽古みたいになるので仕方がありません。

しかし、6番目の萩原プロはこう答えた。
「ゴールとしてオリンピックの正式種目を目指します」と。
他の6人の表情に一瞬、緊張が走った。

確かにMリーグ創設時に藤田チェアマンは「オリンピックの正式種目化を目指す」と公言したけど、世間も当のMリーガーも絵空事として受け取っていた。

今の麻雀界にとって藤田社長はウルトラ大恩人であり、雲上人。

偉大すぎて言葉が身に染みてこないのである。
普通に考えたら無理っぽいけど、藤田社長ならもしかしてやれたりするのかなぁと。

だが、同じ立場の萩原プロが「自分が生きてるうちには無理かもしれない」夢に本気で乗ることを宣言した。

各人それぞれ思惑もビジョンもあるだろうけど、オリンピックという存在は間違いなく心のひだに刻まれたはずだ。
もちろんファンの心にも。

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる