2連続トップでも不思議ではなかった…魚谷、茅森が抱える紙一重【熱論!Mリーグ】

を切ってリーチ!!

が、フリテンだ。

実はを切るときに、河につく直前に持ち直すというか、一瞬間があったのだ。

解説の瀬戸熊も

「もしかしたら直前にフリテンに気付いたかもしれませんね、本人に聞いてみないと分からないですが」

と言っていた。

見ていた私も、もしかしたら・・・と思ってしまった。

さすがに気付いていただろうが、聞いてみたいところだ。

さてこの手、フリテンなら、とりあえずダマテンに構えるのが良いのではないだろうか。

もしピンズがならタンヤオが確定しているのでツモればマンガンだ。

これならフリテンリーチもあるかと思うが、今回はタンヤオが確定していない。

それならばタンピンを目指してダマテンにしたいなと感じた

結果は一人テンパイで流局となったが、これは狙い通りだったのだろうか。

気になる1局となった。

 

東3局

7巡目に松本がリーチ!

このリーチに魚谷が攻める。

現物生牌と切ったところでイーシャンテン。

ここからドラのを勝負!!

リーチに対してノーテンからドラを切るのは勇気が要るが、この手だとほかに切れる牌がない。

すぐにを引いて松本のリーチの現物待ちでテンパイするも、勝ったのは松本。

魚谷がをつかんでしまった。

 5200の放銃。魚谷、テンパイまではいくのだがなかなかアガリにつながらない。

 

東4局

魚谷親番でチャンス手が入る。

上家の寿人がを暗槓している。

そして切られたでチー。

を切ればテンパイ。

三色確定にするなら切りだが、が2枚切れ。

これなら枚数的にも、アガリやすさ的にもを切ったほうが良いだろう。

は盲点になり、出アガリも十分期待できる。

魚谷もを切ったが、次巡ツモ。

裏目となったがこれはしょうがない。

そうこうするうちに暗槓している寿人が待ちでリーチ!!

魚谷が一発でをつかんでしまう。

 

アガれないほうをツモってしまった格好だが、ここはを切ればタンヤオで復活できる。

こういう仕掛けに慣れてないと、フリテンになるのを恐れてカンで三色を確定させたくなってしまう。裏目を引いても復活していくところは是非見習ってほしい。

結局もう一枚を引いてそのままテンパイで流局。

これで4局連続テンパイだがなかなかアガれない。

松本連荘で迎えた

南1局2本場

北家魚谷にチャンス手。

 

ドラの暗刻で何切る?

を切りたいところだが、自分の役牌。

オタ風のドラが暗刻なので重なった時がかなり大きい。

ギリギリまで重なりを見てを切った。

そして狙い通りを重ね、ポンして何切る?

 

ポイントは下家親の松本だ。

カンチャンでをチーしており、河ものリャンメンを切っており、ソーズのホンイツ模様だ。

ということで魚谷はを切った。

を切っておけばテンパイしたときにソーズ待ちにならない。

こういうところも何となくで切ってしまう人も多いと思う。当然だがさすがの一打だ。

その後すぐに待ちでテンパイするのだが、親の仕掛けにと押すことになってしまった。

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