滝沢、たろう、白鳥、前原、絶妙な仕掛け手順&守備&粘りこみが織りなす卓上のスペクタクル!【熱論!Mリーグ/FS第7節】

以外のソーズでテンパイ。

もポンできる。(は2枚切れだが)

ひねれば切りもあるだろうか

に狙いを定めた一打だ。

しかしたろうは

 

!!

切りとの違いは、でテンパイするかでテンパイするかだ。

はドラなので普通はの受けを残したくなるが、自分で1枚使っている分、枚数的にもの受けの方が優秀だ。

さらに―

たろうの上家の滝沢

を切ってテンパイを取った。

鳴ける可能性がを切ってのと無筋でドラのでは全く違うのだ。

もちろん親でテンパイなのだからたろうが何を切っていてもが出た可能性はあるが、トップ目で固い滝沢のことだ、もしたろうがを切っていたら、を合わせた可能性も充分あるだろう。

考えれば考えるほどを切るのが良さそうに思えてくるが、実際に切れる人間が何人いるのだろう。

まさにゼウスの選択だ。

たろうはこのをチーして狙い通りのタンキでテンパイ。

は山に2枚残っている。

そこに役牌のを暗槓している前原がツモ切りリーチ!

  

3フーロのたろうの現物待ちでしかもマンガン。

ということでダマテンにしていたが、やはり点数が欲しいということでツモ切りリーチに打って出た。

先に聴牌を入れていた滝沢

もリーチには通ってないが、ここはを切ってダマで押した。

このを白鳥がポンして食らいつく。

そして次巡

を引いてギブアップ。

唯一の現物を抜いてオリた。

そもそも親とは言えドラも無い手。

相手は3万点以上離れたラス目のリーチ。

オリれるならオリたいのだ。

しかし現物はの1枚のみ。

目をつぶって勝負してもおかしくはない。

さらに白鳥もマンガンのテンパイを入れる。

 

 

を切ってタンヤオドラ赤赤のテンパイ。

苦しい手牌からさすがの粘りこみを見せた。

オリたい滝沢

 

一難去ってまた一難

手牌全て無筋である。

これは形的にを切るかと思われたが、

滝沢は切り!!

前原のリーチと白鳥の仕掛けにはが通っているのではない。

自分が3枚持っているのでシャンポン待ちもないし、単騎まちもかなり可能性は低い。

一方は特に白鳥にシャンポン待ちや単騎待ちの可能性が残っている(最後の手出しがのため)

のリャンメンには当たりうるが、それはのどちらを切っても一緒だ。

ワンチャンスのを切る手もあるだろうがやはり白鳥の切りが気になるのだろう。

理屈で考えればの方がいいなと分かるが、これもまた実戦で選ぶのは至難の業だ。

ふらっとを切って白鳥に8000放銃・・・なんて人もいるだろう。

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