親の大平も聴牌。
現状二着なだけにここは押さずに様子を見る手もあるが、大平は超危険牌のを打ちながらも冷静にヤミテンを選択。亜樹のが現物なのでが強いとはいえ、降り打ちが期待できる。
朝倉からのをとらえて大平が亜樹の勝負手を交わす大きすぎるアガリ!
この勝負所を制した大平は次局、
これを一発でツモり裏も載せて4000オールのアガリ!決勝の椅子を一つ確保したか。
親が落ちてからは、もう大平劇場。
他家からリーチがかかってしまってもそのリーチをうまくさばき、安全に局消化に努めていく。
南4局では
宮内が
このアガリを見せて意地を見せていくものの、ここまで絶好調の大平が。
全員の親を全部自分で流すという大仕事を成し遂げた。
A卓からは大平、朝倉の決勝進出となった。
敗れた亜樹も必死に高い手を作り、何度も逆転手を作った。まさにこの最強戦のタイトルにふさわしい、逆転手の作り方だった。
それは宮内も同様で、他3人とは全く違う手の組み方で視聴者を楽しませてくれたと思う。
序盤のリードを守った朝倉と、柔軟に攻めた大平。決勝戦ではどのような戦いが見れるかとても楽しみな二人だ。
小説家に憧れる中で、競技麻雀に惚れ込んだ二十代。視聴者と一緒の視点に立ってわかりやすい記事を書いていきたい新人ライター。
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