「また来たくなる雀荘ってどんなところだろう?」
雀荘の店員さんはそのことを常日頃考えていると思いますが、その答えはなかなか見つからないものです。
そんな中、魅力となるひとつのサービスが「禁煙」「分煙」です。
JR新宿駅から徒歩1分。横断歩道をひとつ渡ればそこに「麻雀ZOO 新宿西口大ガード店」があります。
この雀荘は、最高位戦ペアマッチの会場にもなっています。ちなみに私、このペアマッチで嶺上開花四暗刻をあがったことがあります。
自慢にもならない自慢話をしてしまいました。
伝えたいことは、そこではありません。
ここは、その最高位戦最大級のファン交流イベントができるぐらいの広さがあるのです。
▲入り口で禁煙・喫煙がわかれてます
エレベーターに乗って3F。その扉を開くと明るく、広いフロアがあります。
麻雀卓の数はなんと55卓! 日本最大級です。
「麻雀ZOO 新宿西口大ガード店」の特徴のひとつが先ほど挙げた「完全分煙」。
禁煙側はまったく煙草のけむりを感じませんし、においもしません。
ちなみに喫煙側も、最近喫煙者が少ないこともあるかもしれませんが、煙草のにおいはしませんでした。
その理由が「高機能空気洗浄機」があるからです。そのすごさはお店にくれば分かります。
▲画像では伝わりませんが喫煙フロアでも煙はほぼ気になりません
あとは店内が明るい! 麻雀は牌を使うゲームなので、牌を見やすいように照明を工夫しますが。それにしても明るいです。
麻雀ZOOの伊丹さんに聞くと、「コンビニぐらいの明るさにしています」とのこと。コンビニの明るさ! まさに! これだけでどれぐらい明るいかわかると思います。
▲たしかに店内はメチャメチャ明るいです!
このお店のこだわりはこれだけではありません。
トイレに行けば手を洗うのは当然ですが、エアタオルの方がいいのか、おしぼりの方がいいのか。大きい店舗だとエアタオルを導入した方が、お金はかかるけど店員の負担が減り、その分多くのお客様の対応ができます。
▲とにかく広い! パーティションの向こうは禁煙フロア
雀卓も多い方がたくさんの人数を呼ぶことができますが、店のキャパに対して多く入れすぎると雀卓同士の間が狭くなり、そこを通るときぶつからないようにと気をつかいます。そうならないように適正の台数の麻雀卓を入れ、間を広くとっています。
とはいっても麻雀卓は55卓もあります。これだけの卓を管理、整備するのは大変なことです。でもどの卓も快適に遊べるようにしています。
▲気づかないところにも心配りがなされています
遊んでいるお客様はその快適さには気づきません。他の雀荘にいったとき「ああ、麻雀ZOO 新宿西口大ガード店って動きやすいなあ」と思うのです。
まさに「お客様目線」です。
伊丹さんはイチ一般客として麻雀ZOOにお忍びで行き、改善点を見つけることもあるとのこと。
他にも店員の教育にも力をいれていて、新人講習会など行っています。
これが麻雀ZOOのチームワークの良さを作っています。
ここから店員とお客様の輪ができ、さらにお客様同士でも輪ができる。
「麻雀ZOOにいけば知った人がいる」
そんな仲間を作ることができます。
こういった細かいことの積み重ねが「麻雀ZOOの快適さ」を生み出しています。
しかし言うのは易し。このことは簡単ではありません。会社に提案してもなかなか通らなかったりしますが、麻雀ZOOは店員やお客様の意見を積極的に取り入れています。
「サービスの積み重ね」、これが「また来たくなる雀荘」の源泉になっているのです。
▲キレイな店内はまさに「また来たくなる雀荘」
今後麻雀ZOOが力を入れていこうとしているのが、健康麻雀です。
Mリーグ効果で1割ほどお客様が増えたとのこと。初心者の人が、麻雀がしたくなったら「ゲーセン」や「ネット」でプレイするのが大きな流れでしたが、Mリーグが始まって「実際に牌を触って、遊びたい」という原点に戻ってきました。
プロ野球を見たら野球がやりたくなって、草野球をやる、という感覚に似ているかもしれません。
でも1人で雀荘にいくのは、最初はドキドキするものです。
そのハードルを下げるために健康麻雀や麻雀教室に力をもっと入れていきたいとのこと。
また個人成績・レーティングも管理しています。
今後はこれも改善して、月間上位ランカーのひとにはなにかプレゼントなどを差し上げるということも考えているそうです。
麻雀ZOOは現状に満足することなく、もっともっと改善、新展開をしていくので、お店のHPやTwitterをチェックしてください。
▲成績上位者はこうやって張り出されます
取材を終えて帰る前、トイレをお借りしました。
きれいなのはもちろんで、とてもいい香りがしました。