本日6月30日(日)19時35分より、麻雀最強戦2019「男子プレミアトーナメント」の決勝戦が行われた(司会:馬場裕一/アシスタント:鈴木ふみ奈/実況:梅中悠介/解説:金太賢・園田賢)。その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、岩﨑真プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。岩﨑プロの勝ち上がりは2年連続の快挙。
本日の対戦は「麻雀最強戦2019」の第10戦で、男子プレミアトーナメントの最終戦となる。
男子プレミアトーナメントは、32名の男子プロからただ1人の勝ち上がり者を決める過酷なトーナメント戦。
決勝の対局メンバーは、内川幸太郎・岩﨑真・蛯原朗・大和の4名。
内川・大和・蛯原・岩﨑の並びで対局はスタート。
東1局、ファーストテンパイは13巡目の岩﨑。待ちのピンフ。
これを首尾よく大和から討ち取って、1000点のアガリ。静かな立ち上がりとなる。
東2局、親は大和。6巡目に内川がドラのをアンコにして、ペン待ちの先制リーチ。
内川は終盤にドラを暗カンするも、一人テンパイで流局。
東3局1本場、大和が自風のをポンテンにとって岩﨑から1000点和了。
東4局、岩﨑のリーチ宣言牌が内川のイーペーコーに刺さって、1300点。
平たい点棒状況で南入となる。
南1局、内川に再び勝負手が入る。親で10巡目に先制リーチを敢行。
待ちはで、ならタンヤオ・サンショクがつくピンフ手。ツモる指にも力が入るが、これは無念の流局だが、親権を維持。
同1本場、内川がクイタンのテンパイを入れると、蛯原がペン待ちでリーチ。
結果は内川がツモり勝って、500オールと供託リーチ棒を手に入れる。
同2本場、内川を止めるために蛯原がリーチ。待ちを一発でツモって1000・2000。
トップ内川・2位蛯原で次局へ。
南2局、ドラは。蛯原がソーズのホンイツ仕掛けに走ると、内川は字牌を絞りつつ先にピンズのホンイツでテンパイ。
さらに追いついた岩﨑が、ピンフ・ドラ2でリーチをかける。
すると次巡、親の大和もチートイツ・ドラ2のテンパイ。しかし大和のリーチ宣言牌が岩﨑に命中。
裏ドラが1枚乗って12000の大きなアガリとなった。
これで岩﨑は、トップの内川に300点差に迫る。
南3局、親の蛯原が5巡目に先制リーチ。をアンコにした待ち。これに大和が放銃し、三つ巴の様相を呈してくる。
同1本場、3着目の蛯原がピンフの先制リーチ。
そして岩﨑がで追い掛けリーチ。ドラは。一発でを掴んだ内川はオリを選択。
結果、2人テンパイで流局。ノーテン罰符の移動によって岩﨑がトップに立つ。
同2本場、岩﨑がピンフサンショクでリーチ。内川も同巡タンヤオのヤミテンを入れる。そして次巡、内川が岩﨑の当たり牌を掴んで、ツモ切り。8000点の直撃となった。
そしてオーラスを迎えての点棒状況は次の通り。
内川 21,800
大和 5,100
蛯原 30,400
岩﨑 42,700
ドラは。倍満が必要な内川がの形で高め必須のタンヤオ・三暗刻でリーチ。ツモってさらに裏ドラが必要という苦しいリーチ。
残念ながらこのリーチは成就せず流局、親の岩﨑が手牌を伏せて試合終了。岩崎真が2年連続で、男子プレミアトーナメントを勝ち上がった。
▲内川からの直撃が決め手となった
32分の1のプレミアトーナメントを勝ち上がった岩﨑プロには、12月に行われるファイナルのチケットが贈られた。また、アース製薬株式会社の大塚会長からは、アース製薬製品の詰め合わせが贈られた。
次回の麻雀最強戦2019は7月13日(土)に行われる「男子プロ代表決定戦 天使の吐息」。
出場メンバーは次の通り。