西原理恵子 & 山崎一夫 麻雀入門と上達が低コストでできる時代




麻雀入門と上達が
低コストでできる時代

私のTwitterより。
雀荘デビューのセットさん来店。「これ天和かな?」ビギナーズ・ラックにもほどがある。

最近は、みなさん無料のネット麻雀で賢く覚えて、気楽に雀荘デビューするようです。

かつては、麻雀ソフト有料で購入する時代があったし、ビデオゲームができる前は、いきなりお金を賭けた実践で覚えるしかない時代でした。

信じられないかもしれませんが、そこそこに麻雀に参加できるようになるまでに、給料の1か月分くらいは、楽に無くなっていたんです。

月給が数万円の時代に、一晩で一万円以上の勝負を、素人が日常的にやっていたんです。

特にサラリーマンになって初めて麻雀を覚えた人の場合は悲惨で、最初の1年はお小遣いのほとんどが会社の先輩との麻雀に消えていたほどです。

一息つけるのは、次の年の新人が入って来た時。

新人を麻雀に引っ張り込んで、やっと自分が負け組から抜け出せるという、体育系サークルのような仕組みでした。

ところが運が悪いと、期待の後輩は学生時代にみっちりと麻雀に取り組んでいて、自分よりもはるかに強いなんてこともあります。

その次の年もそうだったりすると悲惨です。数年間は自分が負け頭筆頭の地位に甘んじることになってしまうんです。

逆に勝ち組の人たちは、弱い同僚や後輩からの収奪金で、遊ぶお金いに不自由しませんでした。

私が学生時代にパチンコ店で働いていた時は、毎晩のように徹夜麻雀をやってました。

まだ手積みの時代だったので、積み込みなどのイカサマをやってた先輩もいたようです。
ただし、中途半端にそういうことをすると、悪い噂が立って麻雀に誘って貰えなくなります。

それだけじゃなくて、おそらく仕事でも重要なポストには就けなくなるでしょう。

さて、現在は当時に比べると、同じレベルに達するのに必要なコストは、お金も時間もおそらく百分の1以下でしょう。

ネット麻雀には、高段者の麻雀が見られる観戦機能があり、自分の麻雀が検証できる、牌譜再生機能もあります。

昔ならツキや流れのせいにしていた出来事が、ある程度理論的に検証できるようになりました。

かつて数年かかっていた技術の取得が、ネットなら空き時間を活用して数か月でできてしまいます。

ネットの影響かどうか、最近はリアル麻雀でも、早く打つ人が多いように感じます。
ネットでは配牌にかかる時間が、手積みや全自動卓よりも短くなっています。

時間制限やお金が賭かってないこともあるのか、模打速度も、リアルよりも早い。
だいたい半チャン終わるのに、ネットはリアルの半分の時間くらいです。

また、捨て牌の乱れを直す若者が多い印象です。

おそらく、ネット麻雀でコンピュータが捨て牌をキチンと並べることや、テレビ対局でプロが並べ直すのが影響してるんじゃないでしょうか。

手積みの時代は、捨て牌に触るのはご法度の所も多かったですよ。

「河に手を被せんじゃねえよ。もうおめぇの牌じゃないんだから」

すり替えや拾いに対する牽制です。

麻雀習得の第一歩はネット無料の麻雀で決まり。

そこで基本的なゲームのやり方や、点数計算などを覚えてから、リアルな麻雀に取り組むのが一番賢いやり方です。

まず雀荘デビュー
次はフリーデビューだ

ネットで麻雀を覚えたら、次は友だちどうしで集まって、手積みのリアル麻雀に挑戦しましょう。

麻雀牌は数千円から買えるし、麻雀上達のコツの一つは自分の牌を持つことだし、自腹を切ってでも安い投資ですよ。

コタツ板を裏返しにして、ラシャの上で牌ヤマを積んだり、ドラを人差し指一本でめくったり、盲牌や小手返しで、牌に手を馴染ませるのもいいですね。

●ただしフリー雀荘では、長い盲牌や頻繁な小手返しは、あまり歓迎されません。

 

友だちどうしで、手積みの麻雀に慣れて来たら、いよいよ雀荘デビューです。

もちろん、手積み麻雀無しでリアル雀荘に直行もいいですよ。 最近は、全自動配牌卓が手もとに配牌を出してくれるので便利です。

そう言う台は、ドラも自動で出るようになっているので「右6」などの取り出し位置を覚える必要もないし、自分でめくる必要もありません。

まるでネット麻雀やビデオ麻雀のような便利さです。

実際の牌を使った麻雀は、ネット麻雀とはまた違った気持ちの良さがあります。

手にちょうど馴染むサイズの牌、その重さと手触りと色、並べ直す時の牌の音、打牌時のマットの反発の感触。

そしてなんと言っても、真剣な麻雀仲間に囲まれていることです。

リアル麻雀は最高のゲームだと思いますが、唯一の欠点は4人揃わないとできないこと。

「メンツが揃わないけど、今すぐ麻雀がしたい」

「俺が強すぎるので、メンツが揃わない」

そういう雀士のために、フリー雀荘があります。

 

今はノーレートや低レートの店がたくさんあります。

本誌の広告やネット検索を参考に、勇気を出して行ってみてはどうでしょう。
どこのお店も、フレンドリーに迎えてくれるハズです。

コンビニに入るようにフリー雀荘に出入りし、コンビニのATM機からお金を引き出すように勝てたら最高ですね。

●負けてATMに駆け込むこともあります。 

この記事のタイトルとURLをコピーする