ファンもアンチも待つ、萩原聖人の「進化」が「確信」に変わる時【熱論!Mリーグ】

熱論!Mリーグ【Fri】

ファンもアンチも待つ

萩原聖人の「進化」が

「確信」に変わる時

文・masasio【金曜担当ライター】2018年12月14日

 

あなたは算数の先生です。

今小学3年生に九九を教えています。

本来は2年生で覚えてないといけないのですが、まだ覚えられていません。

しかし2か月ほど教えると、なんとか九九が言えるようになりました。

あなたは生徒の子になんと声を掛けますか?

 

本日の組み合わせは現在首位の風林火山。3位チーム雷電、4位フェニックス、6位アベマズとなった。

残り試合は約30戦。

まだまだ先は長いのでどのチームがファイナルステージへ進出するのか予断を許さないが、

風林火山は現在首位ということと、守備的なチームということで大きく崩れないのではないだろうか。

一方3位、4位、6位は激戦。その差わずか120ptほどである。

1日どころか、1試合で順位がそっくり入れ替わってしまう・・・なんて事も充分にある。

各チーム勝負どころが続いている。

 

1回戦の組み合わせはこちら。

注目すべきは、滝沢、黒沢の少牌対決・・・

というのは冗談だが、まさかこのMリーグという舞台で少牌を二度も見ることになるとは思わなかった。

人間なのでミスはあるし、他の対局もあって大変だとは思うが、気を付けていただきたいと思う。(黒沢選手は前回の対局で少牌してしまった)

本当の注目はやはり白鳥だろう。

ここまで個人19位というのは白鳥の実績を考えればやはりちょっと、いやかなり物足りない。

本日は連闘ということでいつもに増して気合が入っているだろう。

試合の方は一進一退のシーソーゲーム。

東2局 

白鳥が流れるような手順で2000/4000をアガると

東3局

茅森も負けじと1300/2600

リーチの時点でが3枚自分の目から見えており、解説のリーチ超人村上でさえ「ダマテン」だと言っていた。

実は茅森はダマテンでのアガリが非常に少ない(11月26日時点でなんとゼロ!)

隠れたリーチ超人なのだ。

そして大きなアガリが出ないまま迎えたオーラス。

 

ラスからトップまで5100点というMリーグ史上まれにみる大混戦。

全員にトップの目があったが・・・

 

白鳥はダマテンの選択もあったが、黒沢以外から安めの出アガリではトップになれない。

積極的にリーチをして嬉しい一発ツモ。

背水の陣、白鳥が接戦をものにした。

続いて2回戦。

 

前回トップとラスという対照的な結果に終わった、白鳥と茅森が連闘。

風林火山は滝沢から勝又へ、雷電は黒沢から萩原へ選手交代だ。

勝又は安定感抜群。萩原も直近でトップ2着と調子を上げてきており非常に楽しみだ。

東1局

勝又2巡目

 

をツモってを切った。

形だけ見ればの方が必要なのだが、

親の茅森と萩原の二人が早くも切っている。

丁寧に安全度の高い牌を残した。

さらに

 残したをくっつけてリーチ。

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