この3つの手順で考えれば、複雑そうな多面張も簡単に分かるようになるのじゃ!
実践編! よく出る形を解いてみるのじゃ!
ではでは、実際の多面張を見ながら、一緒に待ちを考えてみるのじゃ!
問題その1! さて、何待ちの聴牌じゃ?
(自分で考えてから、下の解説図を読んでほしいのじゃ!)
続いて2問目! じゃじゃーん!
こちらは何待ちの多面張じゃ?
いかがかのう? 暗刻を抜き出し、それが面子になるか・雀頭になるかに場合分けすることで待ちが分かりやすくなるということ、実感していただけたのじゃ?
暗刻が2つ以上あっても大丈夫じゃ!
最後に、暗刻が2つ以上あるケースについてもお話するのじゃ!
さっきまでは1つだけの「暗刻の部分」を面子としてみるか、雀頭としてみるかだったけれど
今回は暗刻が2つ! でもでも、解き方は同じなので恐るるに足らずじゃ!
(雀頭は1つでいいので、「とのどちらも雀頭になるとき」は考えなくていいのじゃ!)
多面張を見てすぐに待ちが分かるようになるまでは慣れも必要だけれど、基本となる考え方を知り反復して練習を重ねていけば、自然と待ちの形が分かるようになってくるはずじゃ!
今回のまとめじゃ!
・難しい多面張は「1つの雀頭+いくつかの面子」
・解き方は
①「暗刻を抜き出す」
②「暗刻の3枚を面子として見ると、残りは何待ちになる?」
③「暗刻のうち2枚を雀頭として見ると、残りは何待ちになる?」
の3ステップ!
・暗刻が複数ある場合は、これを暗刻の数だけ行うのじゃ!
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鴉天狗の姿をしたVtuber。キンマwebで『VTuber千羽黒乃の麻雀講座』を連載中。趣味は歌と麻雀。麻雀歴1000年、天鳳は最高九段。
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