皆さんこんもこ!(⑅•ᴗ•⑅)
ゲームとお酒とカレーが大好きなVtuber咲乃もこ(さきのもこ)です♪
前最強位でRMU代表、渋谷ABEMAS所属の多井隆晴プロが指導して下さる魂天計画コラボ記事第29弾です!
今回も、私が実際に打った牌譜を見てもらいながら麻雀を教えていただきます!
南3局3着目。
平たい局面。
もこ「ここ手の形ですっと切っちゃったんですけど、払った方が良かったですかね?」
多井プロ「うーん。まぁでも悪くはないんだけど、ドラなんだよな。
カン払っても良いかなぁ。
赤が1枚でもあればいいし、ドラが1枚でもあればいいし、何か役が確定してるなら良いんだよで。
何1つないんだよな。
ドラなし赤なし役なしなんだよ。だから次のツモがの時はめちゃくちゃ嬉しいんだよ、まぁも嬉しいは嬉しいんだけど、なんかリーのみ一直線みたいな。
僕はここって切っちゃうね」
もこ「から打つんですか?」
多井プロ「から打っちゃう。引くよりもう危険度重視で。
これ割とそういう局面なんだよね。
今この3巡目で地球の人って守備の事あんまりか考えないんだよ」
もこ「確かにここではあまり考えないですね。
2段目に入ってから意識し始めるというか」
多井プロ「そうでしょ?
でも麻雀星の考え方だと、下家に親がいる時に今切っておかないと鳴いて5800作られそうなイメージがあるんだよ。
今対面がソウズ高くなっちゃってて、国士かソウズか分からない状態。
僕の読みとしてはまず対面にドラが2枚も3枚も入っていることはあり得ない。ドラが3枚あって、あんな対面の河になったことある?」
もこ「確かにないですね」
多井プロ「でしょ?19字牌から切っていくでしょ?
だから対面は固まってドラ持ってないんだよ。
で、自分もドラが0。ドラ全部で7枚もあるのに」
もこ「ということは…?」
多井プロ「ということは、両脇どちらかにドラドラが普通に入ってたっておかしくないんだよこの状況は。
で、カンとかチーされたらめちゃくちゃタンヤオドラドラっぽいんだよ。
そうやって読むんだよね、麻雀って。
そういうところを読んでいくと、このを後に残すのが嫌なんだよね。
だからから切りたいかな」
~巡目が進んで~
もこ「ここでリーチしました!」
多井プロ「チーせずからのリーチね。全然おっけー」
もこ「入るのこっちかぁって思いましたけどね…!」
多井プロ「いいのいいの。こんなの三色なんて良い方引いたっての方であがっちゃうかもしれないし。そんなに気落ちしなくて大丈夫なやつ」
~巡目が進んで~
結果は下家がツモ!
もこ「本当に鳴かれて3翻作られた!!」
多井プロ「やっぱりな~こういうのが嫌なんだよ。
後に残す方が嫌な局面だったんだよね。
僕はおっかなビックリやってるからこういう風なネガティブな予想するんだけど、
結局自分の手にドラがなくてドラ色じゃないホンイツがいるとき、めちゃくちゃ両脇にドラがいくんだよ自然と」
もこ「そういう考えが3巡目の時点でできることがたかちゃんの守備力の秘密なんですね…!」
多井プロ「40年くらい麻雀やってるけど、王牌にドラが7枚いたことないから。
だから自分ももってない、染めももってないなら両脇にあるんだよ。
簡単な引き算だけど、意外と3巡目の段階からそういうことを意識する人って少ないから。
そして開いたらより分かりやすいけど、ソウズの染めがいたら確率上ソウズがネックになるでしょ?」
もこ「確かに。
結局カンは入らなかったってことですもんね」
多井プロ「そうそう。それも込みで言ったの。
自分にとって将来切り辛くなるものだし、入らないし、
ソウズは持ってない方が良いよっていうことだね。
3巡目でも、読める情報はたくさんあるんだよ」
もこ「他家にドラがあるかどうか考えながら、手作りの進行の仕方を考えていく…難しいですが、意識してみます!」
さいごに
ドラがなので残しは確かに考えていましたが、
を引いても嬉しい手牌のため「まだ3巡目なら…」とから切っていそうでした。
3巡目の時点でもう「下家の親にドラドラタンヤオ作られそう」という感覚があることが多井プロの鉄壁守備力の秘密の1つなのかもしれません。