俺たちのエース園田賢は
ドリブンズに1ヶ月ぶりの
トップを持ち帰ることが
出来るのか?
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2022年 11月 3日
悪夢だ。
-385.9。
開幕戦の勝利以来、17戦ノートップ。
初年度王者ドリブンズが不調にあえいでいる。
今年度はファイナルに進めないと、選手を入れ替えなければならない赤坂ドリブンズ。
もう、これ以上は負けられない。
信じて送り出すのは、今季早くも7戦目の出場となる、
絶対的エース、園田賢。
今夜は誰にも「なんなん?」とは言わせない。
第1試合
東家:仲林圭(U-NEXT Pirates)
南家:二階堂亜樹(EX風林火山)
西家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
北家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
東1局は、
を暗カンした亜樹が、リーチツモタンヤオ1600-3200のツモアガリ。
東2局は、
最後の手番で、仲林がメンピンツモ赤、1300-2600をツモアガリ。
ここで、この2局での園田の配牌を見てみよう。
東1局 園田の配牌
0メンツ2リャンメン…
東2局 園田の配牌
今度は0メンツ1リャンメン…
しかし、園田の親番は次局だ。次に手が入ればいい、
東3局 園田の配牌は…
おい!! また0メンツ1リャンメンやないか!!!
「なんなん」というか、もはや「なんやねん」ぐらいの感情になるが、園田はやるべきことをやっていく。
まずは赤を引いて打。
急所が多い123三色よりも、自由度の高い役牌の重なりにウエイトをおく。
4巡目、
渇望していたを引いて、門前も見えてきたので打。
園田は仕掛けが多いイメージだが、何でも鳴く構えにするわけではない。
ここでを残したことが後になって効いてくる。
次巡、
そのが縦に重なって打。