嵐を呼ぶ清水香織・
三浦ももこ 鎮めるは
「流しの達人」小宮悠と
「リトルラリアット」仲田加南
【B卓】担当記者:渡邉浩史郎 2023年7月9日(日)
気が付けばもう7月。一年の半分が過ぎ去った。
Mリーグのドラフトも決定し、Mトナメもいよいよ優勝チーム:ABEMASがお出ましと、着々と来るべきシーズンに向けて時は進行している。
そしてそれは最強戦においても同じこと。
最強戦2023 GROUP LEAGUE 7
 
女たちの殴り合い!
 
B卓はこちらの四名が出場、早速入場から見ていこう。
 
必殺!麻雀ラリアット 仲田加南!!
最強戦常連の仲田が今年はこの枠から参戦!今年は手土産に新たに追加された連盟の赤入り公式タイトル:WRC-R第一期優勝を引っ提げてきた。またしても仲田の強さを轟き知らせることとなるのか。
 
勝ち気なシンデレラ 三浦ももこ!!
シンデレラファイト2022を制しての参戦となった三浦。実績としては他三人に水をあけられる形ではあるが、事前インタビューでは胸を借りるような気持ちは一切ないと豪語した。まさに勝ち気なシンデレラ!
 
小型時限爆弾 小宮悠!!
二年前全日本プロ予選を勝ち抜いて最強戦に出場した小宮だが、今年は新たに麻雀女王を獲得。実績と活躍・知名度で新たにこの枠を勝ち取った。解説の白鳥お墨付きの雀力で今年こそはファイナルのチケットを狙う!
 
セメントクイーン 清水香織!!
昨年、女流プロ令和の乱で魅せてくれた清水が今年も帰ってきた!その実績とカッコよさはまさに女流界のラスボス、女たちの殴り合いにふさわしいド派手な対局を今年も期待しよう。
 
以上の四名で始まった予選B卓。A卓の面子とは打って変わってクールながらも卓上ではバチバチの高打点連発、そんな展開を予想する人が多かったであろうが……
【東1局】
 
起家となった三浦、W が対子の手。その手には少し震えが見られた。大舞台の緊張か、まずは軽く和了って普段通りの麻雀に持っていきたいところか。
が対子の手。その手には少し震えが見られた。大舞台の緊張か、まずは軽く和了って普段通りの麻雀に持っていきたいところか。
 
一方の小宮は と
と が対子。さほど緊張は見られずに、スっと切り出していく。
が対子。さほど緊張は見られずに、スっと切り出していく。
 
小宮が切ったこのW を三浦はスルー。鳴けばイーシャンテンの形だったが、三浦の好きな役はリーチとのこと。打点が伴わないことも含めて、ここは腹積もりを決めていたか。
を三浦はスルー。鳴けばイーシャンテンの形だったが、三浦の好きな役はリーチとのこと。打点が伴わないことも含めて、ここは腹積もりを決めていたか。
 
反対に小宮はこの一枚目の をポン。鳴いてイーシャンテンの上に、まだまだ手に打点上昇も含めた変化がある。
をポン。鳴いてイーシャンテンの上に、まだまだ手に打点上昇も含めた変化がある。
 
この仕掛けを受けて三浦もW 二枚目を仕掛けた!
二枚目を仕掛けた!
……が、三浦曰くこれは「自分の麻雀ではなかった」とのこと。W の二枚目をスルーする胆力のある持ち味を東発ではまだ発揮できなかったか。
の二枚目をスルーする胆力のある持ち味を東発ではまだ発揮できなかったか。
 
小宮が聴牌から を仕掛けて、待ち変えは
を仕掛けて、待ち変えは
 。高めのドラ
。高めのドラ ならマンガンであると同時に、
ならマンガンであると同時に、 ポン
ポン ポンのこの仕掛けは他家に対してかなりのプレッシャー、特に
ポンのこの仕掛けは他家に対してかなりのプレッシャー、特に を抱えてしまった人間は事実上の戦線離脱といっていいだろう。
を抱えてしまった人間は事実上の戦線離脱といっていいだろう。
 
実際に を抱えていた仲田はここでターツを壊す
を抱えていた仲田はここでターツを壊す で大迂回。小宮が場を支配している。
で大迂回。小宮が場を支配している。
 
しかしそこにぶつかっていくのが三浦。
 
ドラが浮いているイーシャンテンだがこれは使うものとして実質リャンシャンテン。 、
、 と小宮に通っていないところをバシバシと切り込んでいく。
と小宮に通っていないところをバシバシと切り込んでいく。
しかし次巡持ってきたのは……
 
		
		
		
			














