仲田加南(なかた かな)、繰り出されるラリアットは豊富な引出しから生み出された妙技

デビューから続く快進撃

仲田加南(なかた かな)は、日本プロ麻雀連盟に所属するプロ雀士である。

アルバイト先の先輩に誘われて麻雀を始め、プロテストに合格、2005年4月にプロデビュー。同期には黒沢咲古橋崇志、吾妻さおりらがいる。

2007年には同団体の新人登竜門である第21期新人王戦で初タイトル、頭角を現す。

2009年には女流リーグ「女流桜花」で優勝。この時の決勝メンバーは和泉由希子二階堂亜樹二階堂瑠美。豪華なメンバーも話題となった。

その後その女流桜花を2014年からの三年間を連覇、名実ともに日本プロ麻雀連盟の女流プロの頂点に立つ選手のひとりと言っていいだろう。

また、自団体以外にも、麻雀最強戦2018サイバーエージェント杯女流プロ代表決定戦女流王者の極で優勝、2019年はRTDトーナメントに参戦、サバイバルマッチを首位で通過し、本戦に進出するも敗退。活躍の舞台は多岐にわたる。

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そして2020年には、団体の垣根を越えたタイトルホルダーが集結した「女流プロ麻雀日本シリーズ2020」で優勝。

今最も波に乗っているプロ選手の一人である。

仲田加南

好きな言葉は「ツモよりロン」

キャッチコピーの「麻雀ラリアット」から連想されるのは豪快な攻め麻雀だが、実際の雀風は繊細な自在型。

場の流れや自身の状態、相手の感情の機微まで追った受け攻め自在の麻雀は尊敬する伊藤優孝の主宰していた「漢塾」で培ったものだろうか。

また本人が好きな言葉で挙げる「ツモよりロン」はツモアガリを狙って打つことが推奨される現代の麻雀とは一線を画す条件戦対応型の麻雀。決勝戦での勝率が高いことも、その実力の証明と言えるだろう。

最強戦の入場シーンやトーク番組などで見せる気さくなキャラクターもファンには人気で、応援の声も多いプロの一人である。

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仲田加南 プロフィール

生年月日 9月13日
出身地 神奈川県
プロ入会 2005年
所属プロ団体 日本プロ麻雀連盟(21期生)
SNS Twitter:仲田加南

 

仲田加南 タイトル歴

第22期 新人王 優勝

第4・11・12・14期 女流桜花

麻雀最強戦2018サイバーエージェント杯 女流プロ代表決定戦女流王者の極 優勝

女流プロ麻雀日本シリーズ2020 優勝

第1回 クイーンズリーグ 優勝

麻雀BATTLE ROYALチーム・チャンピオンシップ2020 団体優勝

 

 

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