「やっちゃったかな?」からの破顔一笑〜園田賢、殊勲のトップ奪取【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 3/13 第2試合】担当記者 千嶋辰治

「やっちゃったかな?」
からの破顔一笑
園田賢、殊勲のトップ奪取

文・千嶋辰治【金曜担当ライター】2026年3月13日

激しいボーダー争いの渦中にある赤坂ドリブンズTEAM雷電


第1戦を終えて両者の差は2着順差ながら54ポイント開いた。
直接対決は残り5戦。
ボーダー争いから抜け出したいドリブンズと追いすがる雷電。
さらにボーダー争いにはABEMASも虎視眈々。

レギュラーシーズン終盤らしく、チームごとに条件を意識した戦いが続く。
終盤の濃密なゲームを制したのは果たして?

第2試合

東家:高宮まりKONAMI麻雀格闘倶楽部
南家:石井一馬EARTH JETS
西家:萩原聖人TEAM RAIDEN / 雷電)
北家:園田賢赤坂ドリブンズ

・ドリブンズVS雷電、両者に光と影

まずは東1局


先制弾は園田。
安全牌がない一馬からペン【3ソウ】を討ち取ってリーチ三色ウラの8,000。

東2局は高宮。


5巡目、軽やかにリーチを放つと影をも踏ませぬスピードでツモ。
リーチツモピンフドラ赤ウラの3,000-6,000。
園田は萩原の動向を眺めつつ、最終的に高宮を逆転すれば雷電を自動的に2着順突き放すことができる。
高宮の加点はドリブンズにとって好都合だろう。

そして、園田と萩原の勝負に決定的な瞬間が訪れる。

東3局
ターニングポイントは萩原のこの手牌だ。

 


5巡目、2つ目のメンツが完成してターツ選択。

まだ序盤。場はピンズ>マンズ>ソーズの順で安い。
萩原は場をにらみ、


【6ソウ】【9ソウ】のターツを払う選択をした。
場に高いソーズを嫌ったわけだが、


下家の園田に外側の【9ソウ】をガッチリ固められていたほか、高宮にも【6ソウ】が2枚入っており、5巡目にして山には残り3枚。
萩原の選択は正しかったと言えるだろう。

そう、あくまでもこの時点では。

6巡目、
高宮が【4ソウ】単騎のチートイツをテンパイ。


場に高いソーズ待ち。トップ目ということもありここは焦らずヤミテンに構えた。

すると、その直後、


親の萩原が【4マン】を引き入れて【1ピン】【4ピン】待ちでリーチ。
魔法の言葉とも言われる「親のリーチ」で場を制圧しにいく。

両者の早いテンパイで目まぐるしい展開となったが、場はさらに動く。
萩原がリーチ棒を投げた直後、園田もテンパイ。
気持ちよく【赤5マン】を引き入れてリーチを放った。

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