熱論!Mリーグ【Tue】
微動だにしない小林剛。
そもそもロボは
後悔しない!悪夢も見ない!
文・アホ東大(院)生【火曜担当ライター】2019年1月29日
2019年1月29日の対局は、
<EX風林火山> 1位 +323.4
<KONAMI麻雀格闘倶楽部> 3位 ▲75.1
<セガサミーフェニックス> 4位 ▲75.7
<U-NEXT Pirates> 6位 ▲101.7
の4チームの戦いとなった。
ファイナルシリーズまであと10試合を切るチームも出てきて、今までの戦い以上に1試合の順位差が重みを増すようになってきた。
まさにここからは、ファイナルシリーズまでずっと正念場、ずっと混沌の様相といっても過言ではない。
選手の重圧を背負いながら戦う姿、卓上に火花散る打牌を、共に刮目してみよう。
第1試合は、
滝沢和典(風林火山)
魚谷侑未(フェニックス)
小林剛(Pirates)
の対決だった。
21人全員、スター揃いのMリーグだが、今回はその中でも長い間麻雀界を牽引してきたスーパースター4選手が揃った。
同じ団体で、同時期から表舞台に立ち続けてきた滝沢×寿人、
女流プロ麻雀日本シリーズ、日本オープン、王位戦の三冠を去年、手にした魚谷、
同じく去年にRTDリーグを優勝した小林、
試合を見る前から興奮してしまうようなエース達の戦いを共に見届けよう。
東1局0本場は、2つ加槓をしての親番の魚谷の一人テンパイで流局。
との淀みない加槓が他者の手の進行を妨げた。
東1局1本場は、を鳴いた小林に魚谷が高目三色同順のを放銃。
東2局0本場
5巡目に待ちの滝沢本人のご尊顔の如く、非常に美しいメンタンピンリーチをかける。
このリーチに親番の寿人がすぐさま追いつく。
寿人も「滝沢、まぁ待てって。300ポイントもあるんだから、俺様にアガらせろ!」(記者の完全脳内イメージです)と待ちリーチで長年のライバル滝沢を追いかける。
東2局にしてファン待望の滝×寿対決勃発。どちらがアガってもおかしくない状況だ。
この2軒リーチに魚谷もダマテンのチートイツ単騎待ちで対抗する。
を寿人が掴み、裏が一つ乗った8000点を滝沢に放銃。
滝沢は「あの頃を思い出すな、寿人。わりぃが今日は勝たせてもらうぜ、8000点ありがとよ。」(記者の…)と考えていたのだろうか。
東3局0本場
さきほどの「滝×寿」対決に勝利した滝沢に再び好配牌が訪れる。
早々にを小林から鳴き、打とする。
手にトイツであるが待ちになった際に少しでも出やすくする為に三元役を見切る選択だ。6巡目にを引きテンパイをいれる。
を切れば、間のドラ待ち。を切れば、とのシャンポン待ちだ。
①間待ちを選ぶと、チャンタ三色同順ドラ1で満貫8000点が確定する。とのシャンポン待ちを選ぶと、の出アガリの場合3900点、の出アガリの場合2000点と打点不十分。