麻雀界唯一無二のゲス雀士・仲林圭が麻雀プロになった理由【仲林圭のゲスコラム】VOL.4

麻雀界唯一無二のゲス雀士・仲林圭が麻雀プロになった理由

【仲林圭のゲスコラム】

VOL.4

 

 

こんばんは。また木曜日がやって来た。仲林と百恵ちゃんのコラムのお時間だ。最近ありがたいことに、「note見ました」「コラム読んでます」と言ってくれる人が非常に増えている。でも

百恵ちゃんの方が面白いですね」

とたまに言われる。余計なお世話だが、百恵ちゃんのパクリにほぼ近い仲林はやはりオリジナルを超えることは難しい。しかしめげずに続けていきたいと思う。

最近ワロスさんと言うYouTuberにハマっている。スロットの動画配信やゲームの動画の配信をしている方なのだが、めちゃくちゃ面白い。ちなみに勝又健志さんに似ているのだが、勝又さんと違うところはちょっとおバカだと言うところだ。射の精もぺぇずりもワロスさんが動画で言ってたのをパクっただけだ。この前会いに行って一緒に写真を撮ってもらった。ワロスさんの動画の中で特に私が好きな動画はこれだ。

めちゃくちゃ面白いので、もしコラムを読んでる方でスロットをやる人がいれば一度見て欲しい。

さて、今回からは仲林が麻雀プロになったきっかけなどを話していこうと思う。正直指詰めろ事件背負い投げ事件ほどの事件はそんな多発するものではない。

私は大学生時代に麻雀プロになった。当時大学3年生の21歳の頃だった。

私は早稲田大学の留年が決まり、親に怒られるのが嫌で家出をした。ちなみに仲林、麻雀のやりすぎで高校も留年している。とんでもない親不孝者だ。基本的に私は怒られるのが嫌いなので、何かあったら逃げるスタンスだ。責任感とかかけらもない。家出をした青年仲林は新宿のサウナで暮らしていたのだが、高田馬場の学生ローンでお金を借りてサウナに泊まり、六本木にあった「まーくん」というお店で働き始めた。ここから仲林の麻雀プロの物語はスタートする。

「おはようございます」

そう言ってお店のドアを開くと、カウンターでDSをしているちっちゃい人とおじいちゃんが目に入った。ちっちゃい人は俺と同い年かちょっと上ぐらい。おじいちゃんはめちゃくちゃおじいちゃんだった。

「今日から働く仲林です。よろしくお願いします」

そういうとカウンターで座っている男はこちらをチラッと見て、よろしくとだけいった。おじいちゃんは満面の笑みでよろしくねと言うが、開いた口にはほとんど歯が残っていなかった。

ちっちゃい人は今や時の人であるプロになる前の雀王・堀慎吾、おじいちゃんは佐藤さんと言い、メンバー歴40年になる強者(ツワモノ)だった。

10時に出勤をし、卓は立っていなかった。

働き始めたものの、誰もお客さんが来ない。カウンターで座っていると堀さんが寝始めた。だるそうなオーラが全面から出ていたが、仲林君も寝てていいよ、お客さん来たら起こすからと言う佐藤さんの言葉を聞いて寝始めた。

ふっと目覚めると8時だった。9時間ぐらい寝ていただろうか。何かがおかしい。いまだ堀さんは隣で寝ている。恐ろしいことが起きている。その自覚はあった。だが確かめるまでは恐ろしすぎて信じることはできない。確認するべく、カウンターで漫画ゴラクの後ろの方にあるクロスワードをしている佐藤さんに質問をしてみた。

「お客さん来てないんですか?」

佐藤さんの答えはイエスだった。ちょっとまて、俺はただ寝てただけだぞ。気づいたら仕事が終わる時間を迎えようとしている。恐ろしいことが起きている。催眠術とか超スピードとかそんなチャチなもんじゃねぇ。いや、体験したと言うよりは全く理解を超えていた。

そしてその日はお客さんが1人も来ないまま終わってしまった。堀さんともほぼ会話した覚えがない。した仕事といえば、佐藤さんがクロスワードを半分くらいまで埋めたことだけだった。

一日目の仕事が終わり、我が家がある新宿の歌舞伎町に向かう。当時お気に入りだったコムサのニットしか持っていなかった仲林はサウナの洗濯機に下着ごと全部投げ入れ、カプセル型のベッドで就寝した。

何日か出勤をすると、とある日、お客さんで吉田光太プロが来店していた。

当時は話しかけるなと言うオーラが全面に出ていて、一匹狼のような男だった。その頃は日本プロ麻雀協会に所属してて年齢28歳、おしゃれで牌捌きも美しくめちゃくちゃかっこよい男だった。光太さんがシワ加工のコートを着てきて、綱川がコートシワシワなんでクリーニングにかけた方が良いですよと言われた時に、オシャレでシワシワなんだよ!とキレていたぐらいにオシャレだった。今では齢40歳を超えているのにまだ厨二病が治っていないピーターパンのような男だ。ごめんなさい光太さん怒らないでね。

光太さんとのスリー入りが始まった。当時光太さんと麻雀をしたことがある人はわかると思うが、喋ったりすると殺される雰囲気があった。ジャックナイフ吉田だ。

静寂の中、淡々と麻雀を打つ3人。そんな中、光太さんが仕掛けを入れた。それに対し仲林は闘う姿勢を見せ、無筋を押し、待ちでリーチをかけた。仲林のリーチにも怯むことなく一発で持ってきた牌を押してくる光太さん。押してくる表情も無表情でかっこよかった。

しかしながら、仲林、ダイヤを一発でツモりハネマンをあがった。チラッと光太さんの顔を見るとこの世の終わりのような顔をしていた。仲林、ノーテンリーチをかけているのではないかと言う不安になるほど手牌を凝視している。

「え、僕何かやらかしましたか?」

そう光太さんに問いかけると、いつも寡黙な光太さんが口を開いた。

「お、同テンをツモられたのはお前が初めてだ、、、お前なら俺の龍を継げる」

 

何言ってんだ、、、、この人頭おかしいのか。

 

とは当時は思わなかった。何言ってるかは意味不明だったが、なんだかめちゃくちゃかっこよかった。読者の皆さんはこんなこと言われたら、一旦薬をやってないかチェックした方が良いと思う。

「お前は麻雀プロになれ、俺を超えられるかもしれない」

そう光太さんは言った。その一言が麻雀プロを目指すきっかけとなった。

lead to the next chapter…

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