多井隆晴、
ロングゲームを制して3連勝!!
そしてドリブンズ、
ついにボーダーをクリア!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2019」の87日目第1戦は、多井隆晴(渋谷ABEMAS)がトップを獲得。
先行する園田を、朝倉からバイマンをアガった多井が追う展開。2人の横一線で迎えたオーラス。園田のトップを避けたいラス親の朝倉が、園田からアガッて多井がトップ目に。1本場、朝倉は多井へのアシストに徹して、多井が3連勝獲得。注目のボーダー争いは、ドリブンズが逆転浮上となった。
1回戦の対局者は、赤坂ドリブンズ・園田賢、セガサミーフェニックス・魚谷侑未、U-NEXT Pirates・朝倉康心、そして多井。
東1局、親の園田が4000オールのツモアガリ。東2局には、園田が朝倉からマンガンの直撃。
ボーダー争いをしているドリブンズには願ってもいない展開となる。
しかし東4局、多井に大物手が入る。4巡目にタンヤオ・ピンフ・赤2・高めサンショクというテンパイを多井は即リーチ。親の朝倉もカンチャン待ちリーチで対抗するが、多井に高め放銃。ウラが1枚乗ってバイマンとなり、多井が園田を追う。
南1局1本場、逃げる園田は魚谷のリーチを交わして2000オールをゲットするが、南2局多井が魚谷から、リーチ・・ウラ2のマンガンをアガッて園田の独走を許さない。
南4局時点では園田と多井はほぼ並び。ラス親の朝倉は、園田だけにはトップは取らせまいと、タンヤオ・赤2の5800を園田から直撃。次局の1本場は、朝倉が多井にノミ手を差し込んで試合終了。
朝倉は痛恨のラスを受け入れ、園田のトップを阻止した。
これにより、ABEMAS・多井はチーム・個人ともに3連勝となった。
勝利者インタビューで多井は「長すぎて疲れちゃいましたけど、空気が全体的に重いんですよ。一つのミスも許されないみたいな。僕もピリッとした麻雀を打たなきゃと思って、より慎重になりました」と語った。
【Result】
1着 多井隆晴・ABEMAS 4万6700点/+66.7
2着 園田賢・ドリブンズ 4万0000点/+20.0
3着 魚谷侑未・フェニックス 2万1600点/▲18.4
4着 朝倉康心・パイレーツ ▲8300点/▲68.3
【Total】
1位 セガサミーフェニックス +412.6(87/90)
2位 渋谷ABEMAS +221.0(87/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +134.3(86/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +89.1(86/90)
5位 TEAM雷電 +61.4(86/90)
6位 赤坂ドリブンズ ▲164.9(87/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲240.0(87/90)
8位 EX風林火山 ▲533.5(86/90)
「大和証券 Mリーグ2019」
3月3日の対戦は
ドリブンズvsABEMASvsフェニックスvsPirates
キャスト赤坂ドリブンズ
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
U-NEXT Pirates
実況:小林未沙
解説:河野直也
レポーター:松本圭世(C) M.LEAGUE
大和証券Mリーグ2019 赤坂ドリブンズvs渋谷ABEMASvsセガサミーフェニックスvsU-NEXT Pirates