1巡目から6巡目まで序盤は1本道に見えて選択肢が無限大!【白鳥翔】一段目の戦術【初心者も必見】

1巡目から6巡目まで

序盤は1本道に見えて選択肢が無限大!

渋谷ABEMAS・白鳥翔の『1段目の戦術』!!

 

大事なのはスピード? 守備?

いきなりですが皆さんに質問です。
麻雀のツモの回数は何回でしょうか?

麻雀を打っている時を思い出してください。捨て牌は1段に6枚切りで3段目の最後まで行ったり行かなかったりしますね。最後まで行けば6枚×3段=18回。行かない時は17回。これが正解です。東家と南家は18回ツモがあり、西家と北家は17回しかツモがありません。

昔の捨て牌は横にズラーっと長く切っていましたが、最近はほとんど見なくなりましたね。皆さんのマナーが良くなって、6枚切り3段がかなり普及してきたようです。麻雀の序盤・中盤・終盤もこの捨て牌の「段」に合わせて語られることが増えてきました。

もちろん、厳密には相手の手の進行具合によって、6巡目でも「終盤」的な局面はありますが、まずは基本の勉強なのでシンプル化して話を進めるため、本稿では捨て牌1段目序盤と定義します。つまり1巡目から6巡目までですね。

第一印象で大切なのは?

皆さんは配牌を見てまず何を思いますか?
「良い配牌だからアガりたい!」
「なんだこのクソ配牌!」
とかですよね。

これが普通の人間の感情だと思うのですが、もうちょっと理知的な判断をするようにしましょう。特に「クソ配牌」なんて下品な言葉を使っちゃダメですよ。
まず考えるべきは「相手より早くアガれそうかどうか」です。

もし、相手より早くアガれるのであれば守備は必要ないですよね。手が高かろうが安かろうが、先にアガれなければ無意味なのが麻雀です。「早い」と判断したら【超スピードコース】をたどるようにしましょう。

具体的には安全牌を持たずひたすら早くアガることを考えます。余計な牌を持ったり、手役を追いすぎてスピードを殺してはいけません。せっかくのメリットである「早さ」がなくなってしまうおそれがあるからです。

さて、どういう手が早いかが分からない方もいますよね。僕も今それを説明しなきゃと思っていたんですよ。
これって結構、印象の問題があったりするのですが、その日の調子とかに左右されないように、ある程度数値化しておいた方が無難だと思います。

その前にまたクイズです。
配牌の平均シャンテン数はどれぐらいでしょうか?

答えは「だいたい3・5ぐらい」です。

てことは、3シャンテンぐらいが「早い」ということになりそうですが、僕の実戦感覚を加味すると3シャンテンは「普通」です。2シャンテンから「やや早い」でイーシャンテンは「早いに決まってる」です。でも、2シャンテンにも「早い2シャンテン」と「そうでもない2シャンテン」があるので厄介です。

2シャンテンということは、未完成の面子が3つある状態です。それが全部リャンメンターツなら「早い」です。


ツモ ドラ

1巡目にこれぐらいの手なら、のちのち安全牌として使えそうなを切ってスピード重視が普通です。

2つがリャンメンで1つがペンチャンやカンチャンなどの愚形なら「まぁまぁ早い」です。


ツモ ドラ

先ほどの手よりもスピード感は落ちますが、これでも1巡目から安全牌を持とうとするよりは打で手を広げた方が良いでしょう。

2つが愚形なら「やや遅い」という感じですね。


ツモ ドラ

これだと少し不安があります。それでも第1打ならから行って良いですが、点棒状況などによってはツモ切りとすることがありそうです。

3つとも愚形は「遅い」ですね。評価は3シャンテンと変わらないと思います。


ツモ ドラ

これだとストレートには行きづらいので、打あたりで様子を見つつ、柔らかいタンヤオの手になるのを待とうかなという感じです。

判断が難しいのが面子候補が足りていない時の2シャンテンです。


ツモ ドラ

このように完成面子が2つあり、ターツひとつ以外は孤立牌という場合は、やはりくっつきの可能性を目いっぱい広げて打です。
のどれが来るか分からないのに、自分で勝手に決めてとかを切るのは愚策です。

中間決算の3巡目

「早い」と判断した場合、手をブクブクにして攻めるわけですが、序盤の真ん中である3巡目に一度中間決算的なことをやりましょう。

極端な話、配牌が3シャンテンの相手でも、2回有効牌をツモったらイーシャンテンです。配牌時はあなたの方が早くても、3巡目に逆転していることはあり得ます。

3巡目になって「まぁまぁ早い2シャンテン」以上の手じゃなければ安全牌を確保することを考えましょう。


ツモ ドラ

さっきの「まぁまぁ遅い」2シャンテンから2巡目ツモ切りを挟んで3巡目にが帰ってきたら「おかえり安全牌」と言って入れてあげましょう。よくプロ雀士が一度捨てた字牌を手に残しているのは気まぐれではなくこういう事情があるのです。

を招き入れた代わりになりなりを切って、相手からの早いリーチに備えます。
ただし、自分の手の中に相手の現物がたくさんあるならを切っても構いません。

怖いのは中間決算を経て「わが社はダメかも」と考え始めたのに、いっこうに安全牌をツモってこないケースです。
そういう時は仕方がないので、嫌々アガリに向かいます。

6巡目が序盤の決算

さらに3巡経つと6巡目です。この時点でイーシャンテン以上になっていないなら、安全牌は必須アイテムです。中盤は誰かがテンパイを入れる時期ですので、それに備えておくべきなのです。

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