熱論!Mリーグ【Mon】
右手には剣を、
そして左手には… 進化する
ベルセルク高宮まりが
手にした新たな装備
文・ゆうせー【月曜担当ライター】2020年2月10日
2戦目
実況 小林未沙
解説 近藤誠一 魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
小林「魚谷さんはどのあたりに注目していきますか?」
魚谷「今日、高宮さんと岡田さんのデジタル写真集が発売になったので、高宮さんがトップをとったら私はそれを買ってみたいと思います」
…まったく、魚谷は何を言っているんだ??
よし、私も高宮がトップをとったら週刊ポストを買ってくることにしよう。
今日は高宮に注目することにした。
テーマ1
東場 何度も振りかざされる高宮の剣
東1局1本場、
北家滝沢が2副露。
西家多井もドラ表示牌をチーしている。
終盤に差し掛かろうかという頃、高宮が引いてきたのは、
。テンパイだ。
高宮は、
穏やかにを河に並べ、ダマテンに構えた。
で満貫、でハネマンと、打点十分のこの手牌。高宮は直前にバタバタッとが切られたことを考慮して、闇夜でバッサリ、ダマで出アガる作戦をとった。
高宮は2019Mリーグの中でリーチ率2位(0.26)を誇る。
『高宮はテンパイしたらリーチに来るはずだ』という他家の読みを逆手にとり、ロンアガリを狙った側面もあったかもしれない。
息を潜める高宮。しかし姿を現さない。
ならば、と言わんばかりに高宮はを空切りしてリーチを打った。処理が終わって手に無いのなら、は山に眠っているかもしれない。ツモでハネマン、ツモなら倍満だ。
高宮の一発ツモは、
だった。
結果は、滝沢の満貫ツモアガリとなったが、緩急の効いた高宮のリーチ判断が心に残る一局だった。
東3局
4巡目に早くもテンパイが入る高宮。
ここは、
テンパイとらず。ピンズとソウズの横伸びに期待を込めた、テンパイ外しだ。
次巡、