まさかの不倫発覚⁉︎ プロ雀士・仲林が語る…“おいらの結婚残酷物語”【仲林圭のゲスコラム】VOL.17

まさかの不倫発覚⁉︎

プロ雀士・仲林が語る…

“おいらの結婚残酷物語”
仲林圭のゲスコラム】

VOL.17 

こんばんわ、今週もコラムの時間がやってきた。ついに先日、緊急事態宣言も解除され、少しずつ日常が戻ってきた。そして私が所属している日本プロ麻雀協会でも5月28日のABEMAで今期のAリーグがスタートする。対局者は私仲林、鈴木たろう渋川難波、田内翼、阿賀寿直の5名。生放送で配信をするので、麻雀を打っている仲林の姿も見て欲しい。

さて、100日後に小島よしおになる仲林というハッシュタグでダイエットをスタートして早くも2週間が経った。現在の体重は75,7キロでスタートしてから4.2キロほど痩せることに成功をした。ちなみに、下石プロとみあプロとダイエットバトルをしていて、ダイエットに成功できなければ焼肉をおごるという勝負をしている。8月19日がタイムリミットなので、それまではラーメンもお米も全く食べないようにしていこうと思っている。ぜひ今後の動向を見守っておいてくれ。

一応現在の写真がこれだ。

先週とそんなに変わっていないような気もするが気のせいだろう。とにかく頑張るので、成功した暁には何かプレゼントでもくれ。成功しなくてもプレゼントをくれてもいいんだぞ。

では、また昔話に戻っていこう。

まりちゃんが朝帰りをしたその日、仲林はまりちゃんに何をしていたのか問い詰めていた。まりちゃんは頑なに「東京喰種トーキョーグール」を漫画喫茶で読んでいて、いつの間にか寝ていたと言い張っていた。しかしながら五年間一緒に住んでいて、初めての朝帰りだったため仲林は疑ってかかっていた。結局まりちゃんは認めることはしなかった。

それからというものの、モヤモヤした気持ちのまま仕事を続けていた。何日か経ち、自分一人では抱えきれなくなり、とある友達に相談をした。当時は最高位戦に所属をしていた華村実代子プロだ。現在は日本プロ麻雀協会に移籍をしている。キングダムで一緒に働いていた、池袋の母的存在のプロだ。やはりまりちゃんと仲林をよく知っている既婚者に聞くことが一番大事だと思い、華村プロに電話で連絡をした。

結局こういう相談事というのは、ただ話を聞いて欲しい、同意して欲しいという気持ちが強いと思うのだが、どうだろうか。精神安定剤のような扱いで華村プロを使っていたといえば聞こえは悪いが、本当に頼りになる女性だった。どんな話をしたかどうかは全く覚えていないが、とにかく一度信じてみようという話で落ち着いたような気がしている。

まりちゃんは当時麻雀店2店舗でアルバイトをしていた。キングダムととあるチェーン店だ。チェーン店に関しては当時は王子に住んでいたため、家から近いお店を知り合いに紹介をしてもらい、働かせてもらっていた。店名は色々と問題があるので、伏せておくことにする。

それからというもの、チェーン店で働いてくるときだけ、やたら遅く帰ったり、シフトの始まる時間より早めに出勤をするようになっていた。明らかにおかしいまりちゃんの態度を見て、どんどんと膨らむ懐疑心。全く仕事が手につかず、営業の成績もどんどん下がっていったのだった。

とある日、仲林が仕事を早めに終わらせて帰ってくると、まりちゃんは疲れていたのか、ソファーで横たわって寝ていた。買ってきた吉野家の牛丼を食べながらテレビを見ていると、彼女の携帯が鳴りLINEのメッセージが画面に表示された。その日の前日は職場の人とご飯を食べてくると言って遅くに帰ってきた日だった。そのラインを見た仲林は絶望の淵に叩き落とされた。

「昨日は楽しかった、また一緒にいたい」

そう表示されていた。彼女の携帯にはロックがかかっていたので、他のやり取りは見ることができなかったが、仲林は自分の携帯で写真に収めてまりちゃんを起こした。感情的になっていた仲林は彼女を攻め立てることしかできなかった。正直、99%浮気をしていると思っていた。今考えて見ると、仲林が悪かったと思う点もある。結婚してから嫁を一度も抱いていなかったのだ。仕事に没頭するあまり、嫁を相手にできていなかった仲林が悪かったことは認める。でもそれなら一言言って欲しいものだった。

結局彼女はその日は認めることをしなかった。その日から、仲林は彼女の行動を追うようになっていた。精神安定剤の実代子とずっと連絡をとり、心を落ち着かせていた。この時期は本当に辛かった。何をしても手につかないし、どんどん営業の成績も下がっていき、会社でも肩身がせまい思いをしていたのだ。

どうにか尻尾を掴むために、仲林は黙って早く帰ってその職場の前から嫁をつけたりしていた。探偵を雇おうかと思ったが50万くらいかかるため、断念し一人で証拠をつかむために孤軍奮闘していたのだ。

そして、とある日まりちゃんの仕事が終わる時間にお店の前で待ち構えていた。仕事が終わったまりちゃんと渦中の人物が一緒に階段から降りてくるのが見えた。そしてそのまま彼女たちは駅とは違う方向に歩いて行ったのだった。

頼むから変なところには行かないでくれ、そう思いながら二人をつけていくと、とある建物に二人で入って行ってしまった。仲林は頭が真っ白になり、その場に立ち尽くしたのだった。結婚生活の終わりの足音が少しずつ大きくなるのが聞こえてきたのだった。

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