目的は勝つことただ一点！
昨季のリベンジを目論む！！
Mリーグ2020開幕直前 チームインタビュー
「セガサミーフェニックス」
このインタビューは10月5日のMリーグ2020開幕当日の試合直前に行われたものです。
文：東川亮
魚谷侑未
近藤誠一
茅森早香
和久津晶
–新シーズンが開幕するにあたって、今の心境をお聞かせください。
魚谷 まだフワフワしている気持ちはあるんですが、あの敗戦から自身の麻雀の調子を落としていて、やっと立て直せてきたかな、と思います。Mリーグには調整が間に合ったと思っていますので、自分の力を精いっぱい出して、みんなで頑張っていければいいなと思います。
近藤 自分もこの半年くらい結果が崩れてきた期間があったんですけど、このところ調子も戻ってきた感じがあるので、自分らしく打つことが大事なのかなと思っています。その方が結果も安定しやすいのかなと。あとは瞬間瞬間を大事にして打ちたいと思っています。
茅森 子育てもあってMリーグがないとあまり麻雀を打つ機会がないので、Mリーグが始まってすごくドキドキワクワクしています。楽しみです。
和久津 私の方がシーズンがずっと続いていて、毎日のように麻雀を打っていて、毎日のように試合や収録がありました。昨日も試合があって、麻雀は好調です。それよりユニフォームがもっとぴったりしたかったかな、という不安がありますが、これから詰めるなりなんなりして、そっちを仕上げていこうと思います（笑）。
–和久津選手の髪型は？
和久津 アマビエという妖怪に寄せています（笑）。髪がウェーブだったので、私もウェーブにしようと。いい感じに仕上がったと思います。疫病退散の妖怪なので、見ているだけで元気になれるような風貌にしてきました。
–魚谷選手は、開幕という華々しいところで、3年目でも同じような気持ちになりますか？
魚谷 やっぱりこの瞬間はワクワクしますね。これから始まるなと。ただ、まだ終わってから3ヵ月くらいしかたっていないので、まだ気持ちで切り替えられていない部分はあるかなと思うので、きちんと切り替えていって、今シーズンを戦い抜きたいと思っています。
–シーズンを戦っていくにつれて固まっていくイメージがありますが。
近藤 固まっているんですか？（笑）もはやチームカラーになっているんじゃないかと思うんですけど、本当にみんなバラバラにやっている感じなんです。ただ実際、やっていることはバラバラでも、Mリーグが始まった瞬間に、目的は勝つこと、そしてみなさんに感動してもらうとか、そういう意味では同じところを見ているので、それでやっていけるのかなと思っています。
–和久津選手は2シーズン目になりますが、1年目とはどの辺を変えていくのでしょうか。
和久津 明らかに1年目のはじめの調子が悪かったので、今シーズンは初っ端から飛ばしたいと思います。
–世間ではなかなかイベントなども行えず、外出も難しい状況が続いていますが、ファンのみなさんに、どういうところを見てほしいですか。
魚谷 現状だとなかなか外に遊びに行くというのもできない方も結構いらっしゃると思うんですけど、そういう方々に家からでも楽しめる、ワクワクするようなものをお届けしていけるように自分たちが精いっぱい頑張るのが大切かなと思います。
近藤 自分も世間のみなさんと同じようにあまり出かけないんですけど、結果として家で映像を見る時間はすごく長くなりました。みなさんにもいろいろなものを見ていただきたいと思います。
茅森 麻雀を打ちにいけない方もいると思うので、Mリーグを見て、自分の打ち方に近い選手を見つけて、勉強してもらえればと思います。
和久津 家にいる間に、筋トレの時間が増えまして、体がどんどん仕上がっております。Mリーガーと言えど体は資本で、麻雀も集中力は体力と比例するので、一生懸命体を仕上げていきたいと思います。みなさんも健康のために、運動しましょう！
–高畑監督が「キーマンは和久津選手」という話をしていましたが、それを受けての意気込みを教えてください。
和久津 昨シーズン、監督は私を使うのにすごく気を遣ったと思います。出すところとかチームの状況とかをいろいろ考えながら、私の気持ちも下がらないように気を遣わせてしまったので、私の成績さえ安定していればどこでも出せるし、みんなの力にもなれると思うので、ファンのみなさんに信頼していただけるよう、しっかりと安定して強さのある、いつもの麻雀を見せたいと思います。
–今シーズンの目標を教えてください。
魚谷 チームの目標はもちろん優勝です。昨シーズン優勝に届かなかったのが今シーズン優勝するための布石だったね、と言えるような終わりを迎えられるように、精いっぱい頑張ります。
