
5月16日、東京・新橋のベルサール汐留にて、「Mリーグ2024-25パブリックビューイング(PV)」が開催された。

当日のチケットは前売りで完売。ベルサール汐留には開場前ら多くの人々が行列を作り、およそ800人で埋め尽くされたPV会場は、Mリーガーたちの特別解説と共に最終日の激闘を楽しむ、ファンの熱気に満ちていた。
最終戦終了後は、PV会場にて表彰式を実施。まずは個人賞として、MVP・醍醐大(セガサミーフェニックス)、半荘最高スコア・鈴木大介(BEAST X)、4着回避率・日向藍子(渋谷ABEMAS)にメダルが授与された。


続いて最終順位の表彰があり、優勝したセガサミーフェニックスの選手たちに藤田晋チェアマンからシャーレが手渡されると、黄金の紙吹雪が舞い、会場のファンたちからの惜しみない拍手が会場を埋め尽くした。

そして藤田晋チェアマンが閉幕宣言を行い、7シーズン目を迎えたMリーグは、広がり続ける熱狂の中で終了。最後にはセガサミーフェニックスの近藤誠一監督を選手・チームスタッフで胴上げし、美しい光景と共に、今シーズンのMリーグは幕を下ろした。
「みなさん、すごい面白い試合でしたね。最終戦までMリーガーたちみんなで見ていたんですけど、もらい泣きしている方がたくさんいるくらいすごい熱戦で、今は素敵な感動の気持ちでいっぱいです。
4着回避率1位を獲得できました。これも今年、たくさんの運に恵まれて、たくさんの素敵な素晴らしいご縁がありまして、チームメート、監督、サポーターのみなさま、スタッフ、マネージャーのみなさん、たくさんの方に支えられながら、今回この賞を受賞することができました。
賞を受賞するというのはとても特別なことで、誇らしいことだと思っております。麻雀が打てるのは、本当に当たり前のことではありません。この環境に感謝しながら、これからも自分の仕事を精一杯に尽くし、少しでもまた麻雀の普及に貢献できればと思っております。
来シーズンはABEMASでいい成績を残して、みなさんの前にABEMASの4人でまたこうやってスピーチができるように精進してまいりたいと思います。本当にありがとうございました」
「まずはみなさん、今季もMリーグに大きな大きな応援、本当にありがとうございました。
個人としてもチームとしても、BEASTはレギュラーシーズン敗退ということで本当にしんどいシーズンだったんですけれども、シーズンが始まる前から自分の麻雀の売りは打点、爆発力だと思っていたので、こういった賞を最後にいただけたのは本当に光栄なことですし、来季に向けて非常に励みになる賞をいただいたと思っています。
来季、BEASTは今オーディションをやっていて、どういうメンバーになるか分からないですけど、今自分ができることは、来季に向けて少しでも雀力を上げて、またこのような賞をいただいて、今度はチームで優勝できるように頑張っていく所存でございます。本当にみなさん、応援ありがとうございました」
個人スコア(MVP)・醍醐大(セガサミーフェニックス)
「セガサミーフェニックスの醍醐です。ちょっと今は感極まっていて何を話していいのか分からないですけど、今年MVPを獲ることができまして、チームの優勝に貢献できたことをすごくうれしく思います。
僕自身は去年からセガサミーフェニックスに選んでいただいてMリーグで戦っているんですけれども、去年の苦しい中、最初にトップを獲ったときとか、今年MVPを取ったときとか、あとはここまでみんなでバスで移動してきている途中にもいろいろ見たんですけれども、今日優勝したときに結構いろいろな方々が、僕は今まで麻雀していて言われたことがなかったんですけど、『泣きました』って言っていただけて、それを聞くたびに、僕は一生懸命麻雀をしているだけなんですけど、いろいろな人に応援していただいて、いろいろな人に感動を届けられて、すごく幸せな、素敵なことだなと思っています。これを励みにまた来年も頑張りますので、ぜひ応援のほどをよろしくお願いします。ありがとうございました」
「みなさんこんばんは、猿川です、あ、BEAST Xです(笑)。
いろいろ考えていたんですけど、いい試合すぎて忘れました。本当に今日はすごい試合だったなと。セガサミーフェニックスさん、優勝おめでとうございます。
BEASTは今回、断トツの9位ということで非常に残念な結果になってしまいました。大介さんの最高打点で一矢報いたかなという感じがするんですけど、非常に悔しいシーズンではありました。
これは私事になるんですけど、来季も9月にここに来られるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
レギュレーションで、来季どういうチーム編成になっているかはまだわからないですけど、今後もBEAST Xを応援していただけるとありがたいと思いますので、そちらのほうもよろしくお願いします」
「優勝されたセガサミーフェニックスのみなさま、優勝おめでとうございます。そしてMリーグに関わる全ての関係者のみなさま、今シーズンも本当にありがとうございました。
チームとしては2度目となるレギュラー敗退になりまして、応援してくださっているみなさまに良い報告ができなかったのは、非常に悔しい思いでいっぱいです。そして、今季で2人の退団が決まりました。松ヶ瀬隆弥選手と二階堂瑠美選手、本当にありがとうございました。
2人退団になりましたけれども、ぜひ引き続きこの両選手を応援してくれたらすごくうれしいなと思いますので、ぜひみなさん、応援のほうをよろしくお願いします。
来シーズンですが、2人新たにメンバーを加え、新星風林火山として優勝を目指して頑張っていきますので、引き続き応援のほうをよろしくお願いします。今シーズンもありがとうございました」
「今日、こうして会場に足を運んでくださったみなさま、それからMリーグの関係者のみなさま、放送を見てくださっているみなさま、今シーズンの最後までMリーグを盛り上げてくださって、ありがとうございました。
KADOKAWAサクラナイツを応援してくださっているみなさま、今シーズンはレギュラーシーズンで負けて、申し訳ありませんでした。
とても悔しいシーズンにはなったんですけど、あとは早々に敗退したチームがこんなことを言うのはおこがましいかもしれないですけど、来シーズンも我々はあくまでも優勝を目指してやっていきますので、引き続き応援よろしくお願いします」
「まずは今日会場に足を運んでくださったみなさま、今放送を見てくださっているみなさま、そしていつもMリーグを応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。
ABEMASとしましては、昨シーズンでファイナルに行けず、今シーズンもファイナルに行けずということで、セミファイナルで敗退になってしまったんですけど、僕は麻雀をやっていて、結果が出たときに自分の力が足りなかったなとか思うだけで、あまり悔しいという気持ちにはならないですけど、今シーズンはファイナルを見ていて、出た選手がすごく輝いていて、すごく悔しい気持ちでいっぱいでした。僕だけじゃなくて、この3人もそうだと思います。
来シーズンも4人でやる前提で話しますが、優勝を目指して一生懸命頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」
「閉幕式に足を運んでいただき、ありがとうございます。本当は、特にKONAMIのファンの方にはファイナルまで残って、最後の一戦まで楽しんでいただきたかったのですが、特に僕の責任でセミファイナルで敗退となってしまいました。