次巡、
を引いて、
ここは。リャンメンが2つできたので国士とはさようなら。
次に瑞原が持ってきたのは、
だ!このダブは嬉しい!
瑞原は、サッとを場に放つ。
次に、
をツモって打。
5巡目に、
を引いて打。役牌の重なりはまだ残す。愚形が増えてしまうマンズの一気通貫よりも好形を作ることを重視して、やを手に置く。
6巡目のツモは、を切っていることからそのまま河へ。
7巡目に、
を引き入れる。を残した甲斐があるというものだ。
瑞原は、を切っていった。はくっつきを見てまだ引っ張る。
次巡、
が重なって、打。4メンツ1雀頭の5ブロックのメドがたったので、残すと危険も伴うをここでリリース。
次の手番で瑞原が引いたのは、
だ!メンツ完成。
さて切り番だが、ここでの選択も素晴らしい。
瑞原は、
を先打ち。もう9巡目。他家の手も整っているころだ。瑞原は、ドラそばの中張牌を今逃がしてやることで、このあと自身が押し返しやすくなるように構えた。攻守兼用の光る一打だ。
次に瑞原がツモってきたのは、
あまりにも赤いダブドラの! 見ている我々もヒートアップしていく。
11巡目のはツモ切って、12巡目、
を持ってきた!バラバラとしか言いようのない配牌を、瑞原は丁寧な手順で満貫に仕上げたのだ。待ちは。
慈しむように自分の手を見る瑞原。
ほどなくして、が場に放たれた。
「ロン」
ダブ、赤ドラ、12000は12300のアガリ。瑞原が頭一つ抜け出した。
このアガリで、瑞原の初勝利なるか…と思ったPiratesファンの方は多いだろう。
だが、そこに立ちはだかったのは、
この男、近藤誠一であった。
東4局4本場に、
まずは2巡目に打。
早めにを打ち出すことで、「近藤の手に役牌が濃くはないかな」と他家に読ませて、の出を少しでもよくする。それとともに、周りにダブ切りの圧力を与える、そんな一打だ。
この手が、
瞬く間にチートイツドラドラのテンパイに!ここはいったん単騎に受け、