どんなに若手がはしゃいでも、もう一人悔しがってる男がいる。
井出洋介。PVで森山茂和にあおられても自分は自分の麻雀を打つ。そして突破。
だが、敵は意外なところにいた。
そう古巣最高位戦の代表、新津潔だった。
オーラス2万点差をつけていた相手がここで盲牌。
叩きつけられた。四暗刻。
いまや井出はを見るのも嫌という。もし井出の前でを盲牌してツモったらどうなるか、そのときの井出の顔を見てみたい。
誰かやってくれ!多井、普通のピンフ手でやってくれ。
12月6日(日)
最強戦最後の枠を賭け、男たちの死闘が始まる。
8名のうち7名が今年2度目の負けを喫する、それでも彼らは戦う。
ザ・リベンジ。
自分へのリベンジを賭けて。
1978年広島県生まれ。東京大学卒業後、竹書房に入社。近代麻雀戦術シリーズでさまざまな作品を世に出しつつ麻雀最強戦実行委員長をつとめる
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