逆境の経験値がレベチ! だからこそ面白いに決まっている萩原聖人の麻雀【Mリーグ2020観戦記1/15】担当記者:渡邊浩史郎

「また君が立ちはだかるのか……日向……」

そう思ったかどうかは定かでないが、日向に一瞥を向ける萩原。実に絵になっている。

堀のアガリを挟んだ【東2局1本場】でも日向がリーチ一発ツモタンヤオでマンガンのアガリ。

これでいよいよ日向が10000点以内に食いついてきた。萩原としてはもう気が気でないだろう。

【東3局】

日向の親番。なんとかここでもう一撃を決めて再び突き放しにかかりたい萩原。

この手牌から切り。対子手に決めて、MAX四暗刻まである形だ。

を引いて対子手と面子手どちらもイーシャンテンとなり、打

を引いて……

!!678の三色だ!!

萩原の打点を見た見事な手順での三色、成就なるかと思われたがここは魚谷のアガリで次局へ。まだ勝負はわからない。

【東4局】は日向の赤ドラ先制リーチがかかるも、堀が見事な選択でマンガンのツモアガリ。萩原有利の点棒状況のまま南入する。

【南1局】

親の萩原の手牌が……

実にいい!二巡目でこのドラ赤赤のイーシャンテン!!

しかし立ちはだかるのはやはり日向、4巡目でドラを暗刻にして聴牌。

リーチで他家を下ろしてツモを待つ手もあるが、巡目が早く、待ちが悪いこともありダマ。役なしドラ3を黙テンにすることで出アガリできないデメリットも存在するが、もリーチを打った時に他家から出る待ちではないため、デメリットは薄いだろう。

萩原もこの広い形。双方予断を許さぬ状況だ。

日向がを引いてくるが……

ツモ切り。を残しておくとを引いたときに役あり聴牌に取れる。をツモ切っている今、ソウズの横伸びよりピンズ2種にしておいたほうが良さそうだが、ピンズの下の高さを嫌った形だろうか。

萩原が両面の1枚目から仕掛けて出た!の三面張で親のマンガン聴牌。とはいえ今までに類を見ない萩原の仕掛け、他家からの警戒度はMAXだろう。

この勝負を制したのは……

日向!!萩原の当たり牌でもあるを高らかにツモり上げた!!

萩原も思わず下唇をかみしめる。これで萩原を逆転して日向がトップ目に躍り出る。

【南3局1本場】

小さなアガリを経て迎えたこの局。

日向が親番でドラドラ赤の勝負手。

7巡目でタンヤオの形に。これをアガればいよいよ決め手だが……

先制聴牌を入れたのは萩原!当然リーチでぶつけに行き……

これを一発ツモ!マンガンのアガリで日向を親被らせ再びトップ目に!

しかしオーラスのこの状況。蘇るのは前回の記憶……

【南4局】

注目の萩原の手牌だが……

実にいい!これなら逃げ切れそうだ!

対する日向の手牌は……

形こそいいものの、マンガンツモ条件までは少し遠い。萩原の大幅リードだ。

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