オーラスの考え方!【麻雀初心者講座第13回】【文・咲乃もこ】

例えばこの牌譜。

東風戦のオーラス。
上家からリーチが入ってまだ苦しい形。

普段なら降りも視野にいれたいけど…

ここで点数状況の確認をしてみよう!

上家がツモった場合→席順ラス
流局上家1人テンパイ→上家が30000点越えて自分がラス
流局上家+下家がテンパイ→下家が30000点越えて自分がラス
流局上家対面下家テンパイ→ラス目で南入

結局ラスやないかーーーい!!!!Σヽ(`□´о)

対面と下家は降りていればラスらない状況なので、放銃もさほどは期待できない(;Д;)
これはどんなに苦しい手牌でも降りられず、行くしかない状況!

あがれなくても、自分がテンパイさえしていれば南入するので、
このあとどんな危険牌持って来ようが全部プッシュだ!! ᕦ(ò_óˇ)ᕤ“

【知っておきたいポイント】

自分がノーテンだったら…

1人テンパイの場合:
テンパイした人に3000点入り、4000点差ひらく

2人テンパイの場合:
テンパイした人に1500点ずつ入り、3000点差ひらく

3人テンパイの場合:
テンパイした人に1000点ずつ入り、4000点差ひらく

覚えておくと、4000点差以上ある3着目のときにベタオリできるようになったり、
逆に3000点差未満の時に無理矢理にでもテンパイをとりにいかなければいけないことが分かったりするよ!

点数状況の確認に大切なので覚えておくと便利だね♪

何点放銃できるのか、オーラス必ず考えよう!

着順アップまで何点必要かも大切だけれど、
オーラスは必ず何点放銃したらラスになってしまうかを考えよう!

例えばこの牌譜の場合……

上家とは4700点差。
3900点までは対面下家に放銃しても大丈夫!

下家のマンズ染めは1mが溢れていて一見怖いけど…
字牌の見え具合や自分が赤5mをもっていることからも5200点以上はなさそう!

ラス目に白ポンもされていてゆっくりはしていられない(`・ω・´)!!

「ロン」と言われても3900点までは放銃できるし、
自分が真っすぐ手作りするためにも5mを落としてしまおう!

何点あがれば着順アップなのか?
何点放銃すればラスなのか?
オーラスは必ず考えよう!

親かぶり、リーチ棒、西入…考えることたくさんの接戦オーラス!

息がつまるような接戦にラス目の早いリーチが入った場面!

オーラス接戦の場面でのそれぞれの考え方を見ていこう♪

【南家】リーチした人

あがります…っ!!

【東家】

下家がツモった場合親かぶりでラス目になりそう!!巡目が早いから流局もさほど期待できないし、満貫あったらラス終了。チートイのリャンシャンテンは分が悪すぎるから他家の放銃も願って北連打から入るけど、降りてばかりもいられないなぁ……><

【西家】

現状3着目だけど、リーチ者がツモって終局する場合は打点が満貫あることになるので親かぶりで2着目の親がラス落ちにゃ~
安い手だった場合も西入するし、降りていればこの局でのラスはないにゃっ!

【北家】

2000点つくれればトップですが、リーチ棒を出すと3着目まで落ちますね。リーチ棒を出さない手組を考えてたけどリーチが早すぎます。放銃は一気にラスの可能性があるのでここは無理できないのですー。

【親かぶりで着順がどう変わるか見よう!】
親かぶりがおきることによって着順がどう変化するか確認しよう!
この牌譜の場合、4着目のリーチが入っても親かぶりがあるから3着目が降りられるよ♪逆に2着目は親かぶりがあるから降りてばかりもいられないね(ノ△・。)

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