麗しきカン…!
しかし、このカンが待てど暮らせどアガれない。
3人の執念が結託し、丸山のトップを阻止しにきているかのよう。
ツモれ!
切って…!
アガってトップを取り切れ、まるこっ…!
俺たちは
俺たちは、こんなところで負けてられないんだっ…!
そして歓喜の瞬間は訪れた。
あとのない滝沢からが解き放たれる。
この場で戦えること。
トップをとれたこと。
そのトップをともに喜んでくれる仲間がいること。
その全てに圧倒的感謝。
逃げ切った丸山は少し感極まっているようにも見えた。
インタビューの時は笑顔に戻り、元気になったことを報告する丸山。
他チームファンでも、丸山を応援する人は多い。
見守りたくなる何かを持っているのだろう。
その丸山が、今季2勝目をあげた。
昨年は1勝しかできなかったので、今夜の復帰直後の2勝目はかなり嬉しいのではないだろうか。
ドリブンズは6位浮上。
丸山の渾身の1勝をきっかけに、ドリブンズが昨季のリベンジに動く。
未来は僕らの手の中。
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」
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