VTuber千羽黒乃の麻雀講座【第42回】 海の底には何がある?「海底」の行き場を知るのじゃ!

やっほーい! 儂じゃよー! 今日も元気に3000・6000! 麻雀歴1000年の鴉天狗、千羽黒乃が今週もキンマwebに参上じゃ!

先週のコラムでは「カンチャンとシャンポン待ちの選択」について説明したのじゃ。
待ちが選べる愚形テンパイになったときには、「待ちの強さ」を知ることでアガり率をアップさせることができる!状況に応じてカンチャンとシャンポンを使い分けよう、とお話したのじゃ!

VTuber千羽黒乃の麻雀講座【第41回】 どっちでリーチ? カンチャンVSシャンポン!

麻雀の「海底」ってなんなのじゃ?

大きく息をー! 吸ってー、はいてー、はいてー、はいてー! …げっほ、ごほ、ごほん!

というわけで、今日のテーマは! じゃん! 海底(ハイテイ)じゃ!
といっても、実際の海の話ではないんじゃよ? もちろん麻雀のお話じゃ!

麻雀における「海底」とはなんなのか、まずは説明していこうかの!
流局間際のラスト1巡、最後に山からツモられる牌を「海底牌(ハイテイパイ)」と呼ぶのじゃ! この海底牌を誰がツモるか! 実はとーっても重要なのじゃ! なぜなら、「海底牌」をツモった人には…海底摸月(ハイテイツモ)のチャンスがある からじゃ!

海底摸月とは、「海底牌」でツモ和了ったときに打点がアップする手役じゃ。
たとえば、こんなリーチドラ1の手であったとしても…

【1マン】【3マン】【赤5マン】【6マン】【7マン】【3ピン】【3ピン】【1ソウ】【2ソウ】【3ソウ】【9ソウ】【9ソウ】【9ソウ】 ツモ【2マン】

海底でツモってしまえば、それだけで
「リーチ・門前ツモ・ドラ1・海底ツモ」で満貫になってしまうのじゃ!
(門前ツモと海底ツモは、似たような役だけど複合するため、高打点になるのじゃ!)

海底の場所を求めよう!

自分でアガれれば嬉しいけれど、他家にツモられてしまうととっても痛い「ハイテイツモ」! そんな他家のハイテイツモを回避するためにはどうすれば良いのじゃろう? それは、「リーチしている人に海底牌のツモ番を回さない」ことじゃ!

そのために使うのが「海底ズラし」というテクニック! これはポンやチーをすることによってツモ番をズラして、海底牌の行き先を変える技じゃ。
※ポンやチーをすると山から牌をツモるかわりに、他家の捨て牌をもらうことになるため、ツモ番がズレる(自分のツモ番がスキップされる)のじゃ!

そのために、まず大事なのは「誰が海底牌をツモるのか」を把握すること。
これを簡単に求められるワザを教えちゃうのじゃ!

じゃーん!
まずはこの対局図を見てみて、「誰が海底牌をツモるか」分かるかのう?
(すぐに分かった方はとってもスゴい! 「海底マスター」の称号を進呈じゃ!)

分からなくっても大丈夫! 今から紹介するテクニックを身に付ければ、誰でもすぐに海底牌の行方が分かるようになるのじゃ!

秘技!海底スゴロク!

そのために使うのが「海底スゴロク」というマル秘テクじゃ!

ふりだしは南家。まずはここにコマを置いてやるのじゃ。
(麻雀の牌山は、ゲームに使われない王牌を除くと70枚あるため、誰もポン・チー・カンをしなければ海底牌は必ず南家がツモるのじゃ)
そして、このコマが場にさらされている鳴きメンツによって、以下の法則に応じて反時計回りに動いてゆくのじゃ。

・左が凹んだ鳴きメンツ は「1マス進む」

例:

・真ん中が凹んだ鳴きメンツ は「2マス進む」
例:

・右が凹んだ鳴きメンツ は「1マス戻る」
例:

・カン は「1マス戻る」
例:

これを先程の対局図にあてはめてやると!

ふりだしは南家。ここから合計で3マス進み、2マス戻ることになるため、「西家が海底をツモる」と求めることができるのじゃ!

なお、明カンの場合はポン+カンが入ったものとして計算するのじゃ。
たとえばこのように、「上家からポン」した後に「加槓」した副露面子ならば…

左の凹んだ鳴き面子の「1マス進む」+カンの「1マス戻る」をあわせて「±ゼロ(すごろくのコマは動かない)」として計算してやればバッチグーじゃ!

海底を誰がツモるか把握できたら、あとはリーチ者に海底牌のツモ番を回さないようポン・チーでツモ番をズラしてやれば、お主も「海底マスター」じゃー💪!

発展編! オリてる人に海底を押し付けちゃえ!

さて、ここまでは「リーチしている人に海底を回さないようにしよう!」とお話してきたけれど、実は「海底ズラし」には、もう1つの使い方があるのじゃ!

それは「オリてる人に海底を押し付けちゃおう!」ということじゃ。
海底牌をツモる人には、「海底ツモ」でアガる権利があると同時に、実は「河底撈魚」で放銃するリスクが伴うのじゃ! 河底撈魚(ホウテイロン)とは、「海底牌をツモった人が、最後の打牌で放銃してしまったとき」につく麻雀の役。

「リーチを受けてしまって自分はオリたい! それなのに安牌がなくなってしまった流局間際、もうツモ番が来なくていいのにー!」なんて経験は、きっとお主にもあるじゃろう? そういう人に海底を押し付けてしまう(もう1回ツモ番を回してしまう)ことで、間接的に自分の失点を少なくするのが「海底押し付け」というテクニックじゃ!

これは特に、4着回避の価値が高いオンライン麻雀では使う頻度・役立つ機会が多いテクニック。
「海底ズラし」と合わせて実戦で使いこなせるようになれば、同卓者からも一目置かれること間違いなしじゃ!

今回のまとめじゃ!

・リーチ者に海底のツモ番を回すと、「海底ツモ」される可能性があるのでズラそう!
・海底を誰がツモるかは「海底スゴロク」で求めるのじゃ!
・オリてる人に海底を押し付ければ、さらに失点を防げるのじゃ!

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