醍醐大、頂点同士の
打撃戦に打ち勝って、
ファイナル初進出!!
5月22日(土)15時より、「麻雀最強戦2021 タイトルホルダー頂上決戦」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:中田花奈/実況:日吉辰哉/解説:多井隆晴/ナビゲーター:梶本琢程)。
その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、醍醐大プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会)が優勝した。
醍醐プロは
「最初にをツモった局(東4局1本場)が自分のイメージ通りに手が育ってくれて、ツモアガリできて、そこからノッた感じですね。(南2局は)河野さんが力が入ったっぽいリーチだったので、全力で蹴りにいかないとって思ってたんですけど、アガられちゃって厳しいなと思いました。トップ獲りじゃないと、ドラもいけないんで。最後は簡単にアガれて、感慨深かったです」
と語った。視聴者には、
「ファイナル進出は初めてなんですけど、楽しんで最高位戦の代表として頑張りたいと思います。楽しみにしていてください。本日はありがとうございました」
と喜びを語った。
また解説を務めた現最強位の多井隆晴プロは、
「(醍醐プロは)トータルで、短期決戦の闘い方をしっかり研究されてきていて素晴らしい麻雀でした。リーグ戦ではしてない闘い方だったんですよ。勝つべくして勝ったのではないかと思いますので、ファイナルでは(私とは)違うブロックに行ってください」
と、最高の賛辞をおくった。
醍醐プロには麻雀最強戦2021ファイナルへの出場権、賞金10万円ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。
▲醍醐プロにはトップ賞ならびにアース製薬商品の詰め合わせが贈られた
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本日の対戦は麻雀最強戦2021の第5戦目。
<Abema>
日本で一番麻雀が強い奴は、誰だ!それを決めるのが麻雀最強戦です。今回は麻雀プロの現役タイトルホルダーが集結。中でも鳳凰位で麻雀日本シリーズ優勝、MリーグMVPの三冠、佐々木寿人は優勝候補筆頭か。最高位の醍醐や雀王の矢島も黙ってない!自団体の誇りとファイナルへのチケットを賭けた本気のNo1決定戦!
対局メンバーは次の8名。
【A卓】
鳳凰位 佐々木寿人
最高位 醍醐大
雀王 矢島亨
将王 木村和幸
【B卓】
令昭位 河野高志
十段位 柴田吉和
發王位 白鳥翔
皓王位 浅井堂岐
A卓からは醍醐・佐々木、B卓からは河野・白鳥が勝ち上がった。
▲A卓1位 醍醐大プロ
▲A卓2位 佐々木寿人プロ
▲B卓1位 河野高志プロ
▲B卓2位 白鳥翔プロ
決勝は醍醐・白鳥・河野・佐々木の並びでスタート。
東1局。佐々木がドラのをポン。すると醍醐と河野のリーチが入る。さらに白鳥がダマテンを入れる。その白鳥が醍醐のリーチにとびこんで2000点。醍醐の連荘で闘いの幕が上がる。
同1本場、ドラ。8巡目に河野がピンフの待ちでリーチをかけるが、1人テンパイで流局。
東2局2本場、ドラは。醍醐のドラ2のペン待ちリーチに白鳥が2副露してカン待ちテンパイで押す。結果は2人テンパイで流局。
同3本場、ドラ。供託リーチ棒が2本。5巡目に親の白鳥がドラ1の先制リーチ。待ちのを一発でツモ。4000オールで白鳥が一歩抜け出す。
同4本場、ドラ。5巡目にピンフの先制リーチをかけたのは醍醐。待ちは。このリーチに佐々木がでとびこんでウラが1枚。3900点で白鳥の親を落とす。
東3局、ドラは。親の河野がドラを切って、6巡目にリーチ。待ちは。2巡後にをツモってタンヤオ・ドラ1の4000オール。河野が白鳥とほぼ並びに。
同1本場、ドラ。南家・佐々木が7巡目にリーチし、各家が防御に回って1人テンパイで流局。
東4局2本場、佐々木の親番。ドラは。醍醐が7巡目に待ちでリーチ。なら567サンショクのピンフ・タンヤオ。白鳥が鳴きを入れた直後、14巡目に高めのをツモって3000・6000。醍醐が白鳥をまくってトップ目に立つ。