阿部孝則、猛追も撃沈…藤崎智、気配を殺して磐石の勝ち上がり 麻雀最強戦2021「男子プロ歴代王者決戦」観戦記【A卓】担当記者:masasio

阿部孝則、猛追も撃沈…

藤崎智、気配を殺して

磐石の勝ち上がり

【A卓】担当記者:masasio 2021年6月19日(土)

渋い。

渋すぎる。

予選A卓は「歴代王者決戦」にふさわしいレジェンド達の競演となった。

東1局の進行を見ながら4選手の紹介をしていきたい。

1

こんな配牌から躊躇なくど真ん中の【5ピン】を切り出していったのは・・

土田浩翔

第9期 最強位

最高位戦日本プロ麻雀協会所属

最高峰のタイトルの一つである鳳凰位2回、十段位2回などタイトル獲得は多数。

Mリーグの解説でもおなじみのまさにレジェンド。

土田の麻雀はとにかく常識にとらわれない。

今回の手牌から【5ピン】を切ったのも、チャンタ三暗刻、マンズホンイツなどを見た必然の一打。

端牌から切っていき、手なりでリーチを目指すという発想はこの男には、無い。

さあ、テンパイだ。

【東】をツモって裏が乗ればマンガン。

リーチを打つのも自然だが、この男はスッと【4マン】を縦に置いた。

阿部孝則

最強戦2016 ファイナリスト

RMU所属

RMUリーグ優勝2回、鳳凰位3連覇のレジェンド。

マスターズや日本オープンなど獲得タイトルは多数。

「寡黙な王者」と呼ばれる阿部。

ダマテンを多用するスタイルだ。

タイトル戦には不向きな打ち方のように見えるが、輝かしい実績がそれを否定している。

狙い通り3メンチャンに手替わりしてリーチ。

これが王者の呼吸か。

 リーチを受けてこちらもテンパイ。

【3マン】は場に2枚切られているため【2マン】は切りやすい。

【9ピン】を切っているため手替わりもほとんどない。

リーチの選択肢もあるところだがこの男はもちろんダマテンだ。

藤崎智

最強戦2011 ファイナリスト

日本プロ麻雀連盟所属

Mリーグ 麻雀格闘倶楽部所属

前鳳凰位で十段位3回、日本オープン3回とこちらも獲得タイトルは多数。

「麻雀忍者」の名の通り、的確なダマテンでアガリを拾っていく。

3メンチャンの阿部アガるか、それとも現物待ちの藤崎が交わすか・・・

「ツモ」

 

開かれた手牌ははそのいずれのものでもなかった。

阿部、藤崎のお株を奪うダマテンで2軒テンパイを交わしたのはこの男。

荒正義

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