【目次】
高打点のヤミテンで仕留める「麻雀忍者」見参!!
藤崎智は日本プロ麻雀連盟に所属するプロ雀士。その高打点のヤミテンで仕留める雀風から「麻雀忍者」の異名を持つ。名付け親は、Mリーガーの萩原聖人だという。師匠は同じく2019年からMリーガーとなった沢崎誠。
雀風は攻守のバランスのとれた正統的技巧派な打ち筋で、手本とするプロも多い。
ある映像対局の解説で同席した佐々木寿人が「俺は何でもリーチします」の発言に対して「じゃあ俺は何でもリーチにしません、ヤミテンにします」とのやり取りをしてしまったため、以降の映像化される対局ではヤミテン主体の麻雀を打つ事を意識する羽目になったとか。ちなみに佐々木寿人とは時期は離れているが同じ高校の先輩後輩の間柄。
Mリーグの「ドラフト会議2019」では、「KONAMI 麻雀格闘倶楽部」から新規指名される。「KONAMI 麻雀格闘倶楽部」の所属が決まり、Mリーグ2019では佐々木寿人と前原雄大、高宮まりとチームを組んで参戦。2021年6月25日、チームより契約満了が発表された。
藤崎智プロフィール
生年月日 | 1968年1月25日 |
---|---|
血液型 | O型 |
出身地 | 秋田県大仙市 |
プロ入会 | 1997年 |
所属プロ団体 | 日本プロ麻雀連盟(13期生) |
所属Mリーグチーム | KONAMI麻雀格闘倶楽部 |
藤崎智@kog4000all |
藤崎智 タイトル歴
鳳凰位(第30期)
十段位(第16・33・34期)
日本オープン(第3・5・6回)
麻雀グランプリ2005
・藤崎智は初めてタイトル戦の決勝に出て負けた時(第14期十段位)、師匠の沢崎誠から「お前は麻雀の実力じゃ負けていないんだから、もし今後負けるようなら元々縁が無かったって事。もし、後3回決勝で勝てなかったら麻雀やめろ」と言われたとの事。2回目の十段位挑戦(第16期)で見事に優勝を果たした。
・2018年の第35期は当時の十段位である藤崎智が入院していたため退院後に半荘6回戦(抜け番あり)の1日と半荘4回戦(抜け番あり)+半荘2回戦(最下位を除く4名)の6回戦の1日、合計2日間で半荘12回戦として行われた。
藤崎智 Mリーグ戦績
所属チーム
2019年 KONAMI麻雀格闘倶楽部
2020年 KONAMI麻雀格闘倶楽部
Mリーグ2019 個人成績
Mリーグ2019 | 順位 | ポイント |
---|---|---|
レギュラーシーズン | 16位 | ▲65.5pt |
セミファイナル | 11位 | ▲16.5pt |
ファイナルシリーズ | – | – |
【Mリーグ2019】チーム・個人ランキング – レギュラーシーズン
【Mリーグ2019】チーム・個人ランキング – セミファイナルシリーズ
【Mリーグ2019】チーム・個人ランキング − ファイナルシリーズ
Mリーグ2020 個人成績
Mリーグ2020 | 順位 | ポイント |
---|---|---|
レギュラーシーズン | 22位 | ▲164.8pt |
セミファイナル | 15位 | ▲43.0pt |
ファイナルシリーズ | – | – |
【Mリーグ2020】チーム・個人ランキング – レギュラーシーズン
【Mリーグ2020】チーム・個人ランキング – セミファイナルシリーズ
・なお、ドラフトで藤崎を選択した理由について株式会社コナミアミューズメント 事業推進部部長の石田進矢氏は「チームの目標は優勝ですので、数字で結果を残していただくのが大前提の条件。もう一つは、契約した3名の選手は攻撃が持ち味ということで、時と場合によって別のタイプを戦略的に使えたらいいなと。その中で藤崎さんは自在に相手に対応される方。Mリーグにも少ないタイプ」との発言をしている。
・藤崎は2018年の夏頃に体調を崩して入院。Mリーグのドラフト会議2018は病院のベッドの上で見ていた。悔しい気持ちもあったが、もしも指名されても入院は不可避だったので指名されなかったのは良かったのではと考えられるようになったとの事。