このように、押し引きのラインというのは様々な要素で大きく変動し、
直接失点/加点に影響するなど、難易度も非常に高いことは間違いない。
NAGAの最も特徴的な戦術はこの「押し引き」判断にあるといえるだろう。
愚形・低打点ではリーチに押し返していくことができるボーダーラインが
かなり手前に敷かれてしまい、結局オリに回されてしまうことが多いが、
実はこの局はもう一つ指摘を受けている。
それが以下の局面だ。
先ほどの局でをポンして1枚飛びのを切ったシーン。
ここでではなく、思い切ってを切り飛ばしていき、混一色の高打点を目指すことを
NAGAは推奨していた。
安い聴牌だとオリを余儀なくされてしまう、なら高い聴牌を目指せばいいじゃないか?
とボソボソ語りかけてきていたのであった。なるほど。
後でリーチと言われても押し返せるように、多少速度を落としても
打点で武装して戦っていくのが「NAGA流・仕掛けの流儀」なのだろう。
まとめ
・愚形×低打点ではオリ推奨になってしまうケースが多い!
安い仕掛けでも打点の種を残して、あわよくばの高打点ルートを残していこう!
多喜田の地球最強への遥かなる旅路は、まだ始まったばかりなのである・・・
最新NAGA情報! 麻雀AI・NAGA呼び出し機能スタート!
最近、NAGA牌譜解析サービスの中で新しい機能がリリースされた。
それが「NAGA個室呼び出し機能」だ。
これは天鳳個室でメンツが足りない時や、NAGA3体に囲まれて特訓したい時(?)などに
NAGAをMAX3体まで召喚できる、という内容。
学生時代は友達と麻雀する時にメンツが足りないからTwitterで雀士を募集してみたり、
とりあえず雀荘に行ってみて誰か捕まえる、誰も捕まらなければ三麻にする..みたいな
感じでメンツを確保していたが、今の時代はメンツも用意してくれるらしい。ありがたや。
機能の詳細は以下Tweetを是非参照してほしい。
「NAGAと対戦したい」「個室で友人と四麻を打ちたいけどメンツが欠けている」「新しい打ち筋を段位ptリスク無く試したい」そんな時に、NAGAを呼び出せるようになります! 本日からダイアモンド会員の方を対象に個室呼び出し機能を試験的に提供致します。(今月中には全会員の方へ機能開放予定です) pic.twitter.com/OJAsRIZdOX
— 麻雀AI NAGA(ナーガ) 特南十段 (@NAGA025) November 12, 2021
私も一回NAGA3体を召喚してセットしてみたが、
とりあえず打速がむちゃくちゃ速くて「お前遅えな速く切れよ」と急かされているような
気持ちになった。
ただ、打速も「普通」「速い」「高速」の中から選択できる(何故か「ゆっくり」はない)ので自分に合った設定で遊んでみてほしい。
最高位戦日本プロ麻雀協会3年目。現在C1リーグ所属。慶應義塾大学卒業後、IT企業でコンサルタントとして働きつつ、月150本ほど天鳳を打つ日々を送る。(天鳳名:たま子)
好きな麻雀プロは浅井裕介。
Twitter:@maid_LD