-*.皆さんこんもこ!(⑅•ᴗ•⑅)
ゲームとお酒とカレーが大好きなVtuber咲乃もこ(さきのもこ)です♪
前最強位でRMU代表、渋谷ABEMAS所属の多井隆晴プロが指導して下さる魂天計画コラボ記事第16
弾です!
今回も、私が実際に打った牌譜を見てもらいながら麻雀を教えていただきます!
東1局2軒リーチが入っている場面。
ハイテイ牌でが押せればテンパイ料がもらえるのですが…
もこ「いけたらテンパイなんですけどおおおぉぉぉ…!」
多井プロ「なるほど、ワンチャンスであたったらまたぎか~。
下家には通りそうなんだけどな~」
もこ「が早いからですか?」
多井プロ「そう。ただって持ってたら全然先切りもあるしな~。
これは…正直まぁMリーグなら切る人もいるし、止める人もいそうだよね」
もこ「これさえ切れば終わりだしって思いながらも押せなかったですね」
多井プロ「こういう時は親に通ってなくてあたりそうなスジを数えるんだよね。・・・・…どうなんだろう、難しいな」
もこ「私は行けなかったです!」
多井プロ「それでいいよ!!
20%もあたらないと思うけど、打ったらきっついからな」
もこ「そうですね…ハイテイで親に赤ぶくみで打っちゃうと12000は覚悟しますよね」
多井プロ「考え方のもう1つは、宣言牌にあるんだよね」
もこ「宣言牌?」
多井プロ「追っかけリーチの宣言牌ってすごく大事になってくるの。
この場合、親の宣言牌がなんだけど、この時が先制リーチの人に通っていたか通っていなかったかが凄く重要。
この全然通ってないでしょ?
怖くて怖くて持っていたで、テンパイしたらしょうがないから勝負しようっていうリーチの可能性があるんだよ、これ。
このが仮にだとして考えてみて。
その場合は、先制リーチの安全牌のくせにずっと持っていたことになるから、が関連しているパターンが増えるんだよね。その時は、滅茶苦茶が危なくなる。
だけど、この場合はリスクが分散するんだよ。
自分にとって必要ななのか、怖くて怖くて持っていたなのかでもう確率が2分の1になる。
全然手牌に関係ないのパターンが増えれば、もこちゃんが押したいが少しだけ打ちやすくなるんだよね。
そういうことを加味しながら押し引きを考えてた」
もこ「なるほど確かに…!
私が見たことのある参考書や動画でも聞いたことがなかった考え方なので凄く新鮮です」
多井プロ「そう、だから僕はこんなびびってたんだろ、何の関係もないんだろって状況によっては切る場面もある。」
もこ「テンパイが凄く重要な場面も出てくるし、そうなったときにこれを切れる強さもありますよね」
多井プロ「そうだな。それはまぁ僕が20年かけて読みっていうものを勉強してきた成果だから。
麻雀ってなんでもかんでもテンパイしたから押すんじゃなくて、同じ通っていない無スジでもこのと例えばじゃ全然あたり率違うんじゃないのって思ってる。
の方が通るんじゃないのって思ってるよ」
もこ「宣言牌って凄く大事なんだな…!」
まとめ
追っかけリーチの宣言牌が安牌か危険牌かで待ちが宣言牌に関連している確率が変わってくる。
〇追っかけリーチの宣言牌が先制リーチの安牌だった場合
➡安牌なのに最終手出しになるのは待ちが宣言牌に関連している可能性が高い。
宣言牌の前に危険牌を切っていた場合はなおさら関連牌である可能性が高い。
〇追っかけリーチの宣言牌が危険牌だった場合(今回のケース)
➡その危険牌が切れず、テンパイしたら勝負しようと思って関連牌ではないけど持っていたケースも出てくる。
「関連して持っていた場合」と「切れずに持っていた場合」の2つのパターンがあるので、関連牌が待ちになっている確率が若干低い。
さいごに
リーチ宣言牌が安全な牌なのか危険な牌なのかで待ちが宣言牌の側か否かの確率が変わるという話は聞いたことがなく、とても新鮮でした。
切り順や河に知らない情報がたくさん落ちているのだと思うと、
まだまだ学ぶことはたくさんありますし、麻雀は本当に奥が深くて面白いですね!
次回は12月23日(木)に掲載予定です♪
ゲームとお酒とカレーが大好きなVtuber。ゲームの中でも麻雀は特に大大大好き。天鳳・最高八段 / 雀聖3。『キンマweb』で麻雀を基礎から学べる『麻雀初心者講座』を連載中。