234の三色が
減っている?
かつての麻雀は、メンゼン2ハンの三色やイッツーが花形でした。
三アンコも一応ありますが、やはり出現頻度では三色が圧倒的。
かつてというのは、フリー麻雀が生まれた頃の50年近く前。
当時は麻雀で確率や統計はほとんど導入されてませんでしたが、大雑把な経験則はベテランの間で語られてました。
半チャンは平均11局とか、
三色は234が一番多くて、続いて123、345。
一番少ないのが456とか(上の三色も)。
確認したことはありませんが、大きく外れてはいないと思います。
三色に234が多いのは、当時は牌が手積みの時代なので、積み込みのイカサマの影響もありそう。
タンピン三色を確定させやすいからです。
一方の456は
どちらも積み込みの材料は完璧ですが、中寄りの三色は確定しにくいんです。
確定しても待ちが悪かったり、タンピンにならなかったり。
私が麻雀を覚えた頃は、すでに積み込みは時代遅れで、やる人はあまりいませんでした。
で、冒頭の見出しですが、234の三色が減ったのは積み込みができなくなったからではありません。
そう、フリー麻雀が流行し、その後導入された赤5牌のせい。
常にご祝儀優先になってしまったんです。
三色は魅力的ですが、赤牌プラスご祝儀がもっと好き。
フリー麻雀はチップを集めた人が、だいたい勝ってますからね。
赤麻雀で要注意なのが、ドラが28の時。
のドラ入りメンツに赤を引くのは良くあることなので、両方とも使えるように構えましょう。
ノベタンで雀頭を取るか、2メンツに引き延ばすか。
これは黒を引いた時でも。
のノベタンで、ドラか赤を重ねるつもりで。
持ち過ぎて放銃することもありますが、組み込めれば最高です。
また危険回避に先切りしても、その後の裏目で放銃もある。
みなさんはどちらの放銃がお好みですか?
私は前者。
ドラ棒テンなら2トイツ残しですが、私は先ほどの理由もあり切りにしてみました。
2トイツ残しのシャボ受けは放棄しても、すぐに完全1シャンテンテンに復帰しそうだし。
は引けずに引きでこの14枚。
マンガン狙いなら、そろそろの切りごろだと自分に言い聞かせました。
アガるダマと
アガらないダマ
フリー麻雀は5かピンが伝統的ですが、ここではその中間のソフトピンを想定しています。
フリー麻雀とプロの対局の大きな違いはやはりご祝儀の存在。
これによって、着順間の得点差が、大きく変わる。
トップが特別なのは当然ですが、フリーの役マンご祝儀付き特大トップは、トップ2回分です。
たぬでも、四アンコ即ツモ・裏ドラ8枚の、良く分かりませんオールのトップ3回分が出たことがあります。
で、ゲーム代は1回分と。
逆に、
「ラスだから行くしかない!」
と、箱下ご祝儀特大献上の、実質5着以下もある。
丁寧に打つ人はラス確でも、「1000・2000の2枚オールです」
と実質1ランクアップのアガリもします。
逆に親のハネツモ2枚オールを阻止したかもという、見えない効果もあるかもしれません。
デカトップ狙いデカラス回避は、平均着順とは別にフリーでは、とても重要なんです。