えっ… その牌を
ノータイムで切るの
凄すぎ…？！
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2023年10月26日
第1回戦
東家：菅原千瑛（BEAST Japanext）
南家：佐々木寿人（KONAMI麻雀格闘倶楽部）
西家：茅森早香（セガサミーフェニックス）
北家：松ヶ瀬隆弥（EX風林火山）
東２局１本場、松ヶ瀬の少考。
カギとなるのは、対面の親番寿人が
を切っていることだ。
ダマにしていれば、親の河を見た子方から、のちのちを出アガることも期待出来よう。
現状でも打点は8000と十分で、枚数は６枚。ダマとする選択肢もなくはない。
しばしの間の後、松ヶ瀬はリーチに踏み切った。
巡目も早く、ツモや裏１でハネマンになるのはやはり大きい。
これを受けた茅森。
ここから切りを選択。
現物があるにはあるが、
の１枚だけ。
巡目が早すぎるので、自分の目から４枚見えていて縦には当たらないを切った形だ。
これは本人に聞いてみないと分からないが、もしかすると、端にかかった
待ちでは少考しないか、という考えもあったのかもしれない。
「ロン」
リーチ一発ピンフ一盃口赤赤裏の12000は12300で松ヶ瀬が先制する。
続く東３局、
親番で挽回を図る茅森のリーチを受けて、
松ヶ瀬が少考。
その牌姿は、
こうだった。
松ヶ瀬は、
打
を選択。
自風がアンコになったので、役アリテンパイへとSwitchした形だ。
上家の茅森は
を早めに切っているので、その外側であるは通しやすい。
こうしておけば、
危険牌を引いたときにも、
を切ってさらに回ることが出来る。
熟慮の末、未来を予知した松ヶ瀬は、
そのままツモアガリ！
奇しくも、
は茅森のアガリ牌。
松ヶ瀬の手牌を見つめる茅森の心中や、いかに。
東場で松ヶ瀬が抜け出す展開に。
南１局、
2000-4000をツモった寿人が、
南２局で少考する。
それが、
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