東城りおと鈴木大介、痛み分けの結末の先に夢想する未来【Mリーグ2023-24観戦記 12/8】担当記者 東川亮

この局面について、大介は試合後に「【8ソウ】切りリーチがあったかも」と振り返っていた。【8ピン】をツモらずにフリテンリーチとすると、リーチピンフ一気通貫ドラドラ、ツモってあと1翻で逆転トップ。先述の理由により渋川や東城が押してこないのであれば、ツモ抽選を受ける機会は増える。

もちろん、実際には東城が逆転のテンパイを入れていたし、仲林の押し返しでひどい目に遭うこともあり得る。ただ、今後さらに状況が煮詰まっていくなかで、勝負師・鈴木大介が思いきった勝負がけをするシーンもあるかもしれない。少なくとも、大介の頭脳にはそうした発想があるのは確かだ。

同点に終わった2人。
一礼をしながら、桜色に染まる試合会場で何を思ったのだろうか。

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