後方からカッ！飛んできたのは、スナイパー・茅森早香 担当記者 ゆうせー【Mリーグ2023-24観戦記 2/29】

早々にをカンをした茅森が、

リンシャン牌でリャンメンを引き入れてリーチ！

そこへ、

親の太が七対子で追っかけ！

トップを決めるべく、の４枚壁を利用しての待ち！

２軒に挟まれて、困ったのが本田だった。

テンパイからを打ち出し、

茅森へ8000点の放銃となった。

窮地に立たされた本田は、

連荘を果たした南２局１本場に、一世一代の大勝負をする。

をポンし、

まで鳴いた本田は、

なんとを打たずにを切った！！！

切り順を、

生きている字牌→

とすることで、ホンイツの匂いを消しにいったのだ。

今季、安い仕掛けを多様している本田だからこそ、このトラップは効果的に思える。

次に引いた、

もツモ切り。

徹底している。

やのロス、そしてが危険なことは承知の上。大事な一戦の「この一局」に賭けた。

３巡目後に、

テンパイだ！

は２枚、山にいた。

しかし、本田が魂を込めたこの局は流局となった。

このホンイツこそ空振りに終わったが、次の南２局２本場では、

ポンテンをとったところから、

太のリーチを受けて、

ビシッと勝負していく。

流局間際に、

「カン」

太が切ったを大明槓して、

を手繰り寄せた！

タンヤオ、嶺上開花、新ドラも乗り、テンパネで2600オール！

これで本田と太の差は14300点。射程圏だ。

南２局３本場、

「リーチ」

声の主は、

太だ！

１枚切れの単騎での淀みないリーチ発声が、太の強さを物語る。

「ポン」