トイレに走り 前髪が揺れる 一牌の後先を制した仲林圭のオーラス【Mリーグ2023-24観戦記 3/5】担当記者 ZERO / 沖中祐也

牌の後先で+55ptの世界から、-22ptまで突き落とされる結果となった日向。
無情、あまりに無情だ。しかし何度も言うようにこの無情さこそが麻雀そのものなのだ。

オーラスは日向が安手で流し、仲林はトップをとることに成功した。

雷電・本田は苦しいラスを引かされたものの、2試合目で瀬戸熊が大きなトップを取り、異例の大混戦だったランキング表は…

さらに混戦を極める状況になった。

たった一牌の後先、技術の及ばない神の領域で、1チームが生き残り、3チームが涙をのむ。

残り10試合とちょっと。
無情がゆえのドラマを見逃すな。

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