牌の後先で+55ptの世界から、-22ptまで突き落とされる結果となった日向。
無情、あまりに無情だ。しかし何度も言うようにこの無情さこそが麻雀そのものなのだ。
オーラスは日向が安手で流し、仲林はトップをとることに成功した。
雷電・本田は苦しいラスを引かされたものの、2試合目で瀬戸熊が大きなトップを取り、異例の大混戦だったランキング表は…
さらに混戦を極める状況になった。
たった一牌の後先、技術の及ばない神の領域で、1チームが生き残り、3チームが涙をのむ。
残り10試合とちょっと。
無情がゆえのドラマを見逃すな。
麻雀ブロガー。フリー雀荘メンバー、麻雀プロを経て、ネット麻雀天鳳の人気プレーヤーに。著書に「ゼロ秒思考の麻雀」。現在「近代麻雀」で戦術特集記事を連載中。note「ZEROが麻雀人生をかけて取り組む定期マガジン」、YouTubeチャンネル「ZERO麻雀ch」
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